相撲部屋の稽古に予備知識ゼロの私が行ってみた part2 挙動不審

~前回までのあらすじ~
相撲を見るに連れて、一度は稽古の風景を見ておきたい。そう思うようになった私。

どんな日常から、技は生み出されるのか。そんな疑問を解消すべく、夜勤明けの朝、謎の町:清澄白河に繰り出す。目的地は、北の湖部屋。いつ稽古をしているのか?到着したら、何をすればいいのか?全てが不透明な状態だが、まぁ何とかなる。

だが、朝9時に辿り着いた駅で力士を発見し、いきなりこの企画に暗雲が立ち込めたのであった…

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清澄白河の駅を出て、北の湖部屋を探す私。両国から近いことも有り、海の匂いがする。海の匂いは相撲の匂い。近くに流れる隅田川もまた、相撲の匂いがする。テンションは上がるが、ここで一つ問題が有る。

北の湖部屋は、ウェブサイトが無いのだ。

予備知識が無く、ウェブサイトによる地図も無い状態でどうやって目的地まで辿り着くか。第一の関門である。

 

だが、この問題は力技で解決する。ヤフー様の検索で「北の湖部屋 場所」と検索すると、なんと、相撲部屋の住所が全て網羅されたページが出てくるではないか。重度の方向音痴で「地図の読めない男」の異名を欲しいままにする私なので、それはそれで別の不安が頭を過るのだが、この住所とマップ検索機能を駆使して出口と方角を把握する私。

清澄白河のA1出口を出て、中村高校という、初めて目にする学校を左に見ながら直進する。地図上で交差点を意味する信号マークを頼りに右折し、北の湖部屋が有るであろうエリアに突入する。民家と小さな工場が軒を連ねる地域。典型的な下町である。

海の匂いは、人の匂いなのかもしれない。
大丈夫か?
こんなところに相撲部屋が有るのか?

方向音痴も手伝って、不安になる。疑心暗鬼無な状態でキョロキョロと周囲を伺いながら極めて遅いスピードで歩を進める私は明らかに異常者である。

それを自覚しているだけに、早く見つけてしまいたい。だが、稽古をしている時に聞こえるであろう
力士達の息遣いは聞こえてこない。激しい稽古をしていれば、ある程度の圏内には響くであろう力士達の声は、未だに届かない。

場所を間違えたのか?
今日は稽古をしていないのか?
とりあえず、もう一度住所を確認してみよう。

スマートフォンに手を掛けたその時、
大男が窓越しに会話をしている光景を目撃した。

続く。

次回はこちら。

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