各相撲部屋の稽古に関する情報をまとめてみた。

最近稽古に関するエントリーを続けていたところ、
皆さま思うところが有るのか、
かなりの数のメールをいただいた。
実際、稽古見学は敷居が高いのか
なかなか実行に移せないという方も多いらしく
その一助と成れたことが非常に嬉しい。
中でも有り難かったのが、部屋の見学に
既に行かれた方による情報である。
私自身、最初の見学では5つの部屋に行ったところ
5つとも観られなかったという経験が有る。
そこで、メールを下さった方からの情報を
掲載したいと思う。
ご協力いただいた水谷様、ありがとうございます。
ちなみにこのログは水谷様が訪れた際の出来事ですので、
公開・非公開などの情報につきましては以前右肩上さんから
お聞きした時のように、一旦各部屋にお問い合わせ頂ければ
と思います。


◆九重部屋:
見学自由。元小結闘牙が出迎えてくれ、快く稽古を見せてもらえました。
他の部屋と違っていたのは申し合いをテレビカメラに録画していることです。
◆宮城野部屋:
玄関から声をかけたところ、龍皇が出てきて対応してくれました。
生憎、稽古非公開。
◆八角部屋:
見学自由。隠岐の海がいたが、この日は股割りのみ。
◆井筒部屋:
見学不可。うなだれて帰ろうとしたところにちょうど、
自転車で鶴竜がやってきて写真はとってもらえました。
※上記、4部屋は両国近辺にあるのでハシゴすることが可能。
◆高田川部屋:
竜電、達を目当てに行ったが、後援会ではない一般のファンは
見学不可と言われた。
◆春日野部屋:
見学自由。関取衆を多く抱えていること、国技館近くということもあるのか、
見学者が多数。圧巻だったのは、三番稽古で栃ノ心が栃乃若に全く勝てなかったこと。
見ごたえあり。
◆境川部屋:
見学自由。日暮里・舎人ライナー見沼代親水公園が最寄駅。
力士数が多いこともあり、稽古場から溢れた力士が部屋の外で四股を踏んでいた。
見学した日が初日の前日だったこともあり、稽古後に、力士たちが酒を体中にかけたり、
スルメを食べたり、まるで土俵祭のようだった。
あと、印象深かったのは、境川親方の熱心さ。
稽古中の指導だけでなく、若い衆には廻しの締め方から
浴衣の着こなしまで厳しく指導していた。
「お前らの身なり、態度がだらしないと相撲界が笑われる」
との言葉があった。
廻しは前の部分はヘソの少し下ぐらいで背中に行くにつれて
上に上がっていくように締めるのが正しい締め方だそうです。
このとき初めて知りました。
◆鳴戸部屋
見学自由。JR常磐線馬橋駅が最寄り駅。
遠そうに感じますが、全然そんなことありません。
鳴戸部屋の稽古の特徴はぶつかりの厳しさだと思います。
他の部屋ではあれだけのぶつかりはしていないと思います。
ただ、四股、鉄砲、すり足といった基本運動を
あまりしない印象があります。
若の里はバーベルを上げたり、稀勢の里は鏡の前で腰割をしていました。
周りには他の相撲部屋がないのでハシゴすることは不可能です。
稽古見学の今後の参考にしていただければ、と思います。

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