【ニュース】大相撲:9人が十両昇進

以下スポニチから転機。
八百長問題の影響で削減された
関取4枠(十両2、幕内2)を元に戻すことに伴い、
秋場所は大量9人が昇進する。
新十両は早大出身の直江改め皇風(きみかぜ、24=尾車)、
史上4番目となる所要8場所での昇進となった千代桜(23=九重)、
千代嵐(20=同)、琴勇輝(20=佐渡ケ嶽)、
モンゴル出身の旭秀鵬(22=大島)、飛翔富士(22=中村)の6人。
再十両は北勝国のほか、鳰の湖(24=北の湖)里山(30=尾上)の3人。


八百長問題の影響から、十両以上の実力を持った
力士の数が相対的に減少していることもあり、
今までであれば幕下のレベルを抜けられなかったクラスの
力士が多く昇進している印象である。
他のスポーツで例えると、
・海外で勝てないジャンボ尾崎
・ノーヒットノーラン未遂数回の西武 西口
・いつも日本と当てられる
サッカー バーレーン代表
昨日のブログにも書いたが、
幕下は叩き上げのエリートにとっての一つの壁なので
若手だと有りがちなのが、
・あと1勝足りなくて筆頭止まり
・十両からの降格数が少なく、筆頭止まり
・7日目に十両と当てられて敗れる
などのようにちょっとした運が向かず昇進を見送られ、
その後の場所で負け越してしまう、
というパターンである。
とはいえ、こうした状況で昇進できず
翌場所に結果を残せないということは
結局実力が足りないということの証左であり、
そうした力士は一度落ちた方が
確かな実力を身に付けられるのである。
そのため、今回の昇進はめでたいことではあるのだが、
長い目で見た時にこの昇進が近道なようで
遠回りになるのではないかと思うのだ。
圧倒的な違いを見せつけられるという類の挫折を経験すると
日本人であれば、「何が足りないのか?」というところから
自らの人間性を問い正したり、スタイルそのものを
抜本的に見直したりと現時点を完全否定するという
手段を取りがちである。
問題は案外シンプルかもしれない。
でも、目の前の衝撃的な結果に対して
原因をより深く考察することがいいこととは限らない。
スラムダンクの桜木が痛恨のパスミスの後で
流川との殴り合いを経て戻ってこれたが、
Xのバケモノアゴ男は
ヘビーメタルから癒しという大転換を
計る結果となった。
そう。
出来ることなら、あまりチャレンジに成り過ぎない程度の
チャレンジが本人にとっては丁度いいのである。
最後に、やはりここに触れなければならないだろう。
>直江改め皇風(きみかぜ、24=尾車)、

読めない。

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