【吐合速報】1日目 VS 若龍勢

いよいよ始まった9月場所。
世間では琴欧州が3連敗だったり
はるまふじ(変換出来ない)が早くも破れたりと
そういう寂しい話題が主なのだが、
幕下ウォッチャーとしてはやはり欠かすことが
出来ないのが吐合速報である。
幕下の歴史は吐合の歴史。
吐合の歴史は苦難の歴史。
苦難を知ることで、幕下の厳しさと
幕下に甘んじる者の弱さを知る。
というわけで、今場所も始めます。


今回の相手は若龍勢。
高卒で角界入りし約4年で幕下入りした、、
ここまでの出世はかなり早い部類の力士である。
だが、幕下入りした後に壁があり、
調子を落としては度々三段目に降格し、
そしてすぐに幕下に戻る、ということを
数度繰り返して現在に至る。
ちなみにこの調子を落とす周期というのが
大抵ケガが原因で、2年に一度くらいこれが有るので
なかなか幕下10番台から先に進めない。
さすがに26歳にもなるとこの繰り返しに
ジリ貧感が否めないところだが、
調子が良ければ上位でも通用するという
難敵である。
逆に言うと、調子を崩していれば
それほど問題にならないのが
この若龍勢という力士の特長である。
好調か、それとも不調か。
こうした時に好調を引いてしまうのが吐合という男である。
さて、気に成る結果は…
吐合、勝利!
先場所も10番台で2勝5敗、しかも不戦敗を含んでいた
ことから、若龍勢がどうやら不調だったようである。
吐合の押し出しということは、
これは想像なのだが、恐らく立ち合いから
吐合ペースで取組が進み、そのまま土俵外まで
押し切ってしまったというところだろう。
幸先の良いスタート。
押し出しという、自分の形が出せたであろう勝ち方が
出来たことに意義が有る。
明日の相手は湖光山。
どうなることか…
続く。

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