2016年5月2日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 最新相撲事情考察 相撲人気過熱の功罪。規制がもたらすのは秩序か、距離か。 私はその日、6時半に両国国技館に到着していた。 稽古総見のために限りなく始発に近い電車を乗り継ぎ、危うく普段どおり飯田橋で降りそうになりながらもどうにか乗り過ごさずに両国に辿り着いた。この3年間で朝早い相撲時間に合わせて […]
2016年4月18日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 白鵬,最新相撲事情考察 白鵬がもたらす大相撲の危機とは?後編 大相撲が長い歴史の中で人気を維持してきたのは、競技としての質を高めながらも多くの人に分かるキャッチーさを両立してきたからである。 白鵬がもたらす大相撲の危機とは?前編 勝敗が分かりやすく、しかも投げも押しも豪快且つ爽快だ […]
2016年4月17日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 最新相撲事情考察 白鵬がもたらす大相撲の危機とは?前編 大相撲の凄さは、長い歴史の中で人気を維持していることだと思う。というのも、格闘技というのは人気を維持するのが極めて難しいものだからである。 例えば、キックボクシング。沢村忠の時代に隆盛を極めながら、沢村の引退で下火になり […]
2016年4月1日 / 最終更新日時 : 2016年4月1日 makushitasumo 白鵬 白鵬にとっての「5つの不幸」を振り返る。 私は今、白鵬の置かれた状況を残念に思っている。 2011年の頃、確かに相撲ファンと白鵬は同じ方向を向いていた。相撲界の危機的状況を憂い、相撲の在るべき姿を体現してほしいという想いに飢えていた。そして、白鵬はおおよそ考えら […]
2016年3月31日 / 最終更新日時 : 2016年3月31日 makushitasumo 白鵬 白鵬への批判が、差別意識に基づくものではない理由。 白鵬の千秋楽の変化に対する是非について、論点が変化してきている。 当初は優勝の懸かった一番が呆気ない形で終わったことによる是非だった。問題は至ってシンプルで、期待していた好取組がつまらない形で終わってしまったこと。そして […]
2016年3月27日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 白鵬,稀勢の里 優勝を決する一番で変化する覚悟こそ、白鵬の強みである。 変化での決着。 飛び交う怒号。 野次。 これでいいのか。 いや、良い訳がない。 少なくとも観客が観たい取組と、白鵬の取組には明確に開きが出ている。是非は個人の価値観に委ねられるが、かなりの割合で否定的な意見が出ている。む […]
2016年3月23日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 白鵬,稀勢の里 稀勢の里は白鵬のフィールドで闘い、敗れた。 何をしたかは分からない。 だが、一瞬先に立ったのは白鵬だった。 普通ならこの一瞬の差で白鵬は稀勢の里を出し抜いている。ここ2年で何度か見られた、例の白鵬の立合いである。微妙に早く立つ白鵬を見て、一気に持って行かれる様子が […]
2016年3月22日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 稀勢の里 稀勢の里は、神懸った一番で場所の流れを引き寄せた。 立合で素早く起こされる。 相手の方が速く、起きた時の距離で相撲を取るので、攻撃を受け続ける。そして、その勢いのままに攻め込まれる。15日間の中で、稀勢の里が必ずやってしまうパターンだ。そして今日、その流れを鶴竜が引き寄せ […]
2016年3月21日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 稀勢の里 立合の変化は、稀勢の里の決意表明である。 変化? あの稀勢の里が、変化? 変化と稀勢の里が結び付かなくて、とにかく混乱する。だが、琴奨菊と稀勢の里という今場所の優勝を占ううえでの大一番は、稀勢の里の変化という形であっけなく決着が付いた。 琴奨菊は低かった。 あま […]
2016年3月21日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 白鵬,稀勢の里 荒れる白鵬を、誰がどう止めるのか。 白鵬の荒れた取組について、これまで議論の対象になってきた。 観客が危ないからすべきでない。 見苦しいからすべきでない。 これまでの功績を思うと批判すべきでない。 大部分はこの3択といったところだ。 「観客が危ないから」と […]