2016年1月28日 / 最終更新日時 : 2016年1月28日 makushitasumo 外国人力士 逸ノ城低迷の一因は、上位力士の適応力である。 自分の間合いに入れない。 相手を捕まえられない。 速い動きに対応出来ない。 攻められて軸が残せない。 そして、土俵際でも全く残せない。 この無い無い尽しの相撲を初場所何度目撃しただろうか。もしかすると私は琴奨菊の優勝より […]
2016年1月27日 / 最終更新日時 : 2016年1月27日 makushitasumo 白鵬 我々は、白鵬を批判してはならないのだろうか。 稀勢の里に左手を宛がい、押し出された。 日馬富士相手に、見どころなく完敗した。 これは14日目と15日目の出来事である。 優勝争いがクライマックスを迎えるところで、その一角を成していた白鵬は精彩を欠き、脱落した。琴奨菊は […]
2016年1月26日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 相撲議論 「次の大関、誰よ?」の回答が見当たらぬ2016年。大関候補の若手も見えずベテランが躍進する中、大相撲はどのような時代を迎えるのか。 琴奨菊優勝で幕を閉じた、2016年初場所。 「日本出身力士」の優勝という、外国人力士ファンも「日本出身力士」ファンも蝕まれ続けた、懸案事項が一つ解決したことで皆救われたという話は前回の記事で書いたわけだが、その余韻は冷め […]
2016年1月24日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 稀勢の里 それでも、稀勢の里を諦めない。 もう何度この光景を観てきたというのだろうか。 またしてもこの繰り返しになってしまった。 その繰り返しにならぬことを望んでいた。 繰り返しにならない期待も見せていた。 自ら掴み取ろうともしていた。 その努力の跡も見えた。 […]
2016年1月24日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 大関 琴奨菊の優勝は、全ての相撲ファンを救った。外国人力士への敬意と「日本出身力士」への期待の狭間で揺れた相撲ファンを解放した歴史的意義とは? 琴奨菊、初優勝。 「日本出身力士」として10年ぶり。栃東が優勝したあの時、まさか2016年まで優勝が無いことを誰が想像しただろうか。 遠ざかれば遠ざかる度に掛かる重圧。 叱咤と、叱咤に見せかけた非難。 強過ぎるモンゴル人 […]
2016年1月23日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 白鵬 白鵬よ、あの立合の意図を説明してくれ。 何が起きたか分からなかった。 呆気に取られたというべきだと思う。 言うまでもなく、今日の白鵬稀勢の里戦のことだ。 痛めている左手を出す。 稀勢の里に詰め寄られる。 そのまま土俵を割る。 それだけの一番だった。 どう解釈す […]
2016年1月23日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 幕内力士,大関 琴奨菊の相手は自分自身ではなく、史上最高の豊ノ島だった。 出足は悪くなかった。 押し勝ったのは琴奨菊だったのだから。今場所好調な立合を、この相撲でも見せることは出来た。だが、あくまでも悪くなかったという次元だった。 一気に持って行くところまでには至らず、身体を開いて後退するとこ […]
2016年1月21日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 白鵬,横綱,大関 自分に勝つ琴奨菊。自滅する白鵬・日馬富士。二つの「そんなはずがない」が織り成す、魔法の先に有るものとは? え? 嘘だろ? そんなはずがない。 あまりにも意外な光景が、この2日続いている。 そしてその中心には、琴奨菊が居る。 だが「そんなはずがない」のには二つの理由が有る。まずは、琴奨菊の相撲内容。そして、二人の横綱の相撲内容 […]
2016年1月20日 / 最終更新日時 : 2016年1月20日 makushitasumo 白鵬,大関 批判覚悟で勝ちにこだわる白鵬は、全勝の琴奨菊の前に現れるのか。理想の横綱像を求める自分と、例の白鵬を観たい自分との間で揺れる大一番。 大関:琴奨菊。 大関として通算成績は214勝147敗24休。 勝率に換算すると、5割9分2厘。 5回の対戦で大体3勝する計算。 平たく言うとクンロクである。 在位26場所での2桁勝利数は8回。 準優勝は1回。 余談だが大 […]
2016年1月19日 / 最終更新日時 : 2016年1月19日 makushitasumo 白鵬 この日の白鵬はブーイングされるべきではない。だが、大相撲を守り続けた大横綱に求められる相撲ではなかった。 あれは、変化ではない。 現場に居た私は思った。白鵬は立合で栃煌山の動きを見て、身体を開いた。そして栃煌山は、その動きに対応できずに落ちた。ただそれだけの一番だった。 本来であれば、栃煌山の不甲斐なさを叱責するだけの一番だ […]