相撲のフリーペーパーTSUNA主催のオフ会で、浪乃花さんに聞いて解明した相撲の謎。前編

相撲のフリーペーパーTSUNA主催のオフ会に参加した。
相撲が好きな方は基本的に一人で思いを溜め込んでいるので、
誰かとその思いをシェアすることは大変大きな意味が有る。
昔なら学校や職場でも話題に出やすいトピックではあったのだが
最近は相撲の話をすると好奇の眼差しで見られるか、
ないしは興味すら抱かれないので、
どうしてもその思いに蓋をしてしまう。
だから、その発露の場が有ること自体、大変ありがたいことなのだ。
そんなわけで、毎回話は盛り上がる。
だが、今回この場が大変盛り上がったのには理由が有る。
この場が、元小結浪乃花さんの店「天海地」で設けられたからだ。


私にとって力士は尊敬の対象なので、
自分と同レベルの人間として接したり
「~と会った」みたいなことを通じて自分の地位を
相対的に上げるようなことはしたくないと思っている。
だが、今回は生きた教材として、浪乃花さんに
聞きたいことは山ほどあった。
というのも、私は相撲に関しては素人なので、
見た印象を想像で補完しながら文章を書いていた。
理論を学ぶには限界が有り、高いレベルで経験された方に
いろいろと聞いてみたかったのだ。
ふと、座の中で相撲健康体操のことが話題になる。
30分はキツイ。
体に堪える。
着替える場所が無いのは女性には辛い。
などなど、思い思いの意見が出る。
私も3回出ている身として、
「あれ、なかなか足が上がらないんですよね」
とぼやく。
ここで物怖じせずに足を上げるコツを聞いてみる。
すると、思わぬ答えが返ってきた。
正しい四股を踏むには、股割りをすることなのだという。
私が酒の勢いも有って僭越ながらスクワットの態勢を取り、
「え?こうですか?」と自分なりの四股を踏む。
こちとら少しはかじった身で、少しは出来るようになったと
認識していたのだが、浪乃花さんからここで指摘をいただく。
そもそも、足の向きが違う。
私の場合は、足を平行に腰を下ろしていたのだが、
浪乃花さん曰く、足は平行ではなくつま先を
左足は左側に、右足は右側に向けなければいけないそうなのだ。
例えるならバレエの5番のポーズ。
試しにこの姿勢で腰を下ろす。
少し下ろしただけでも、太腿が震える。
普段使っていない筋肉が刺激されたことと、
股関節が固いことが作用して、この姿勢を保てない。
そうか。
そういうことなのか。
小さな謎が一つ解明した。
ちなみに、足の裏を見せてはいけない。
そういうしきたりも有るそうだ。
そして、この後もう一つの謎について
私は浪乃花さんに尋ねてみることにした。
続く。
◇特報◇
「幕下相撲の知られざる世界」では300万アクセス記念ということで
第二弾イベントとして9月28日にオフ会を開催します。
日時場所は未定ですが、参加ご希望の方はプロフィール欄を
参照のうえメールをご送付ください。
ちなみにFacebookページです。
限定情報も配信しています。
https://www.facebook.com/nihiljapk
◇特報2◇
明日、国技館に観戦に参ります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)