2014年11月22日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 幕下相撲 丹波の想いを背負った千代栄が敗れるのが、幕下相撲。「諦めなければ、夢は必ず叶う」訳ではない幕下の厳しさを考える。 幕下の優勝決定戦をご覧になった方は、 一体どれだけ居るだろうか? 相撲が好きな方でも、地上波しか観ない方にとって 幕下の取組というのは馴染みが無いと思う。 しかし、地上波で唯一放映される取組が有り、 それが正にこの優勝決 […]
2014年11月21日 / 最終更新日時 : 2014年11月21日 makushitasumo 相撲議論 モンゴル人横綱対決への不満は、稀勢の里戦での妥協無き姿と正反対の予定調和に依るものである。見せてくれ、凄い相撲を。 白鵬が稀勢の里を破り、優勝が鶴竜と白鵬に絞られた。 ここ最近の白鵬の土俵態度に困惑し、怒りすら覚えた私は 彼の原点たる相撲を取り戻してほしいとの想いから そのスタイル目指す稀勢の里に素晴らしさを見せてほしいと切望していた […]
2014年11月19日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 幕下相撲 18歳の阿武咲が切り開く、背水の陣の強さ。モンゴル人が持ち、日本人が喪失した強さの持つ意味を考える。 幕下3枚目の阿武咲が、勝ち越しを決めた。 十両経験も豊富な明瀬山との対決で、 170キロを超える巨漢とどのように対峙するか 注目していたのだが、予想以上の結果だった。 下から攻めて、下がる明瀬山。 土俵際まで追いつめるの […]
2014年11月17日 / 最終更新日時 : 2014年11月17日 makushitasumo 取組速報 「攻めの変化」に生じた迷い。変化すらも期待に変えた逸ノ城が見せた、人間的な弱さの価値を考える。 逸ノ城が、変化で栃煌山に敗れた。 変化に対してあれはダメだ、逃げていては勝てない、 という声が多く、確かにその通りだと思う。 逸ノ城ほどの力士である。 楽をせずに勝つ、大横綱の系譜の相撲が取れる力士なのだ。 ここで小手先 […]
2014年11月10日 / 最終更新日時 : 2014年11月10日 makushitasumo 相撲議論 何故白鵬の32回目の優勝は、話題にならないのか。前編。圧倒的すぎることによる副作用を考える。 九州場所で一つ疑問に感じていることが有る。 見所として、報道としては逸ノ城がどれだけやれるか、ということに 注目が集まっているからである。 本来白鵬の32回目の優勝になるべきなのだが、あまり話題にならない。 史上最多の優 […]
2014年11月10日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 相撲議論 何故白鵬の32回目の優勝は、話題にならないのか。後編。土俵を守り続けた白鵬と、土俵態度に問題の有る2人の白鵬に対する戸惑いを考える。 今場所の白鵬が目指す32回目の優勝は、相撲ファンであれば誰でも その意味を知っている。 本来ならば今場所はこの一点に話題が集中するはずなのだが どちらかと言えば逸ノ城の方が話題が出やすい状況だ。 前回の記事ではその理由と […]
2014年11月9日 / 最終更新日時 : 2014年11月9日 makushitasumo 相撲議論 学生相撲に見られた、とある変化。大学全入時代の今、学生相撲界は新たな遠藤を生み出せるのか。 全日本学生相撲選手権を観戦しに、両国国技館に足を伸ばした。 本場所前日だが今回は九州場所ということ、 そして丹波巡業に先月行っていること、 更には仕事的な事情も有り、今回は福岡への遠征は控えて その代わりにという意味合い […]
2014年11月6日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 相撲議論 日本人力士に期待するのは外国人力士に失礼なのだろうか?「ご当地力士としての日本人」という新概念を考える。 先日、丹波巡業に足を運んだ時のこと。 兵庫の秘境に、テレビでしか観たことの無い 横綱や大関が稽古に取組に精を出す。 この夢のような非日常が眼下で展開される中、 一際大きな声援を受けていたのは何と、千代栄だった。 千代栄と […]