2016年5月25日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 最新相撲事情考察 相撲界のハンカチ世代の苦境。幕内不在の危機に思う。 「ハンカチ世代」が全盛期を迎えている。 野球界では大型契約の真っ只中で田中将大がニューヨークヤンキースのエース格を張り、西を見れば前田健太がロサンゼルスドジャースで奮闘している。 日本に目をやると西武ライオンズには安打記 […]
2016年5月22日 / 最終更新日時 : 2016年5月22日 makushitasumo 稀勢の里 国民的行事の爪跡。稀勢の里の2敗目は不甲斐ないのだろうか。 大一番を終えた稀勢の里が、翌日敗れる。この3年の中で繰り返された光景が、そこには有った。 そうなって欲しくない。ここでまた、今場所の稀勢の里を見せ付けて欲しい。今場所の成長は、そういう繰り返されてきた光景を払しょくするこ […]
2016年5月22日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 稀勢の里 暑い名古屋で最高に熱い稀勢の里の闘いを観よう。 今場所で最も意味の有る勝利を、千秋楽で手にした。 勿論、稀勢の里である。 白鵬との熱戦に敗れ、優勝から後退したところで立て直せずに鶴竜にも敗れた。これは致し方ないことだ。誰でもああなる。後退した後は誰でも100%の実力な […]
2016年5月21日 / 最終更新日時 : 2016年5月21日 makushitasumo 白鵬,稀勢の里 ありがとう白鵬、稀勢の里。今日の勝者は大相撲である。 良い相撲が観たいと考えていた。何事も無ければ良いと考えていた。そして、稀勢の里の物語が報われて欲しいと考えていた。 槇原敬之は二つの願いは一つしか叶わないと歌っていたが、三つも願うのは理不尽だと思いながら、全て叶えられる […]
2016年5月20日 / 最終更新日時 : 2016年5月20日 makushitasumo 白鵬,稀勢の里 相撲を観よう。白鵬稀勢の里は、15年ぶりの国民的行事である。 30代半ばの私が相撲好きであることを話すと、同世代の人間の反応は似たようなものだ。 「うーん、若貴の頃はよく見たんだけどね」 確かに当時相撲を観ることは自然なことだった。両親や祖父母と共に相撲を観て、アニメが観られないこ […]
2016年5月19日 / 最終更新日時 : 2016年5月19日 makushitasumo 稀勢の里 最高の未来と絶望の狭間で、稀勢の里の4日間を受け止めよう。 大関としての勝率が7割を超えた。 幕内で優勝ラインの13勝を5度経験した。 データで見れば最強大関という意見さえ有る。 それも、様々な指標を組み合わせてのことだ。 それでも、この最強大関候補について強いという言葉で表現す […]
2016年5月16日 / 最終更新日時 : 2016年5月16日 makushitasumo 幕内力士,相撲議論 正代の被災者への「元気を届けられれば」より伝わる言葉を考える。 正代が横綱大関戦を終えた。 一言で言えば「玉砕」だった。 何もできなかった。 させてもらえなかった。 それだけだった。 正代は勇気ある力士だと思う。相撲を取り続けてきて、ここまで挫折らしい挫折は無い。アマチュアでの輝かし […]
2016年5月13日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 個性派列伝 里山の言葉に思う。全ての力士が弱さと闘うからこそ、相撲は面白い。 「考えることが有るんですよ。『もし自分が負けたら相手が上っていけるんだろうなぁ』って。」 1年半前、錦糸町でそう語った力士が居た。 彼の名は、里山浩作。 ここ数年は十両を主戦場にするベテラン力士である。 34歳の彼のこの […]
2016年5月12日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 相撲議論 大相撲のコールを、いかに防ぐか。相撲協会に求められる動きとは? 白鵬と正代の一番の直前で、正代を応援するコールが起こった。 立合の出来が取組を大きく左右するだけに、集中力を乱しかねないという側面から応援は控えるのがマナーだ。相撲を自然と観ている方であれば何となく理解しているマナーが共 […]
2016年5月11日 / 最終更新日時 : 2016年5月11日 makushitasumo 白鵬,最新相撲事情考察 観客が担う、大相撲の美。白鵬の優勝旗返還を大歓声で迎えた美しき光景に思う。 琴勇輝に対する野次について昨日記事を書いた。 一つの重大な覚悟を決め、ルーティンを捨てた力士に対する酷い仕打ちだと私は感じた。これは、今のファンだからこそ起きることなのだろうか。多様な価値観が許容される今だからこそ、その […]