2015年も、いやげもの。国技館に並んだ狂気の遠藤グッズの数々をご覧あれ。
大相撲3日目に、国技館を訪れました。
国技館も色々と変わっていて、屋台が増えたり
ガチャガチャが出来たり、あのあんみつは既に売り切れていたり…
私個人としては、国技館内の食堂「雷電」の
リニューアルに伴い、昼食をここで済ませました。
店内にテレビも有り、NHKが放送されているので
仮に観客席から席をはずしても相撲が見られることが
分かったのは大きな発見でした。ちなみに丼物のライスが非常に絶品。
そんなわけで、私が国技館に行ったとなると当然
ちょっとイヤな土産物、通称「いやげもの」を物色します。
というのも、このブログの読者の方は
何度か目にされたかもしれませんが、国技館は
いやげもののワンダーランドだからです。
というわけで、2015年も始まりました。
恒例のいやげもののコーナーです。
最新の記事にも書きましたが、
最近の国技館でイチオシなのが遠藤関連グッズ。
あぶらとり紙のような優秀なものもあれば、
遠藤煎餅や遠藤タンブラーのような残念極まりないそれも有る。
玉石混交とはまさにこのこと。
勿論私が探すのは、石のほう。
というわけで、今回も売店の前で腕を組みながら
石を掘り当てた。
◆商品No.1 逸ノ城煎餅
ここ2回のいやげもので話題をさらった遠藤煎餅。
シェルエットだけで遠藤を表現した、遠藤煎餅1。
そして、顔は特徴を捉えているものの、
凹凸ですべてが台無しの遠藤煎餅2。
もうさすがに煎餅は無いと思ったが、
国技館サービスはここで新商品を投入した。
それが、ニュースター逸ノ城煎餅。
もうやめろよ。
どうせロクなことにはならないのだから。
そんないやげものファンの悲鳴とも
「押すなよ、絶対押すなよ!」の声に
反応したかは分からないが、この短期間で
またしても煎餅をぶっこんで来た。
おっと。
これは確かに逸ノ城だ。
そう。
そういう事なのです。
このタイプの煎餅を作るとすると、
あの凹凸を味方に付けなければならない。
小学生の作った版画の仕上がりにも似た特徴を
ナチュラルに持っている人を選定せねばならないのだが、
その条件を見事に満たしているのが逸ノ城だった。
遂に煎餅でヒット商品をかっ飛ばした国技館サービス。
ただし、彼らはまだ間違いを犯している。
遠藤煎餅2はまだ健在なのです。
ちなみに白鵬煎餅も遠藤寄りの失敗をしている
ということも付け加えておきます。
◆商品No.2 遠藤マグネット
力士のキャラものの商品を出す時のパターンは以下の通り。
1.実写(写真をそのまま使う)
2.少し抽象表現(錦絵など)
3.ディフォルメ(イラスト化)
ちなみに、それぞれの死亡パターンは以下の通り。
1.高見盛皿(皿上で気合入れちゃってる)
2.遠藤タンブラー(こっち見るな)
3.琴奨菊キーホルダー(似てない)
危険度は数字が若ければ若いほど高いわけで、
今回はどれに当たるのか、気掛かりなところだ。
だからあれほど実写はよせ!と言ったのに…(憤怒)
解散!
◆商品No.3 遠藤Tシャツ
ダサTという一ジャンルが有るほど、
いやげものの中での花形商品である、Tシャツ。
過去に鶴竜Tシャツという、
黒地に金字の奇跡のハーモニーを奏でたセンスは
未だ健在なのか?
いや、あのね。
ダサいのは間違いないです。
ピンクでもこの手のショッキングピンクは
先頭打者ホームランですよ。
1ラウンドKOですよ。
出走直後の落馬ですよ。
もう何を言ってるのかよく分かりませんが、
とりあえず確信犯なのは間違いないです。
ただ…
いやげものを選んで既に2年近く
経過していることも有るのかもしれませんが、
感覚が麻痺してきているんですよね。
何がダサいのか。
何がダサカッコいいのか。
ここまで振り切れていると、
「逆に」有りなんじゃないかと思い始めるわけです。
この「逆に」ってフレーズが非常に面倒で、
全部ひっくり返せちゃうんですよね。
Tシャツ業界だとメタルTシャツとか、
ダサいものを確信犯的に着て、
「逆に」クールっていうマジックが起きるんです。 時に。
タモリ倶楽部で安斎肇さんがよくやってますよね。
胸に変な字が書いてあるやつとかその代表例です。
なのでもう私、これよくわかりません。
それくらいダサいです。
ダサ過ぎて「逆に」に類するのか
単にダサいのかよく分かりません。
ダサいって言葉がゲシュタルト崩壊して
何だか全部がよく分からなくなってきました。
◆商品No.4 遠藤エコバッグ
さて、ダサさとダサカッコいいのボーダーラインが
よく見えなくなったところで、エコバッグ。
これ、エコバッグですからポイントはつまり、
日常に埋没していること。
これに尽きます。
普通であること。
近所のライフに持って行って、
ネギが入っていて自然でなければいけない。
だからエコバッグは麻で出来た、
ワンポイントが入ったものが多いのです。
普通感を出しながらオシャレも忘れない。
こういうセンスが必要じゃないかなと。
さぁ、賢明な読者の方はこれを
前フリだと気づいているはずです。
さて、遠藤エコバッグ。
一体どんなものなのでしょうか。
…
ショッキングピングに、錦絵。
何故同じ間違いを繰り返すのか。
これ持ってライフ行くのは無理でしょう。
さて、そんなわけで実際にこれを使うとどんなことになるのか?
山里「国技館コーデ、あなたが選んだのは何色の何?」
…はい、ピンク色であることはよく分かりました。
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