現役力士が一般人に教えてくれるイベント。相撲健康体操に行ってみた。前編
日本の夏休みの朝と言えば、ラジオ体操。
少年たちは眠い目をこすり、スタンプカードを首に下げて小学校に行く。
適当に体操をした後でカードに印を貰い、近所の友達と一緒に帰宅する。
だが本日休みの私は、4時30分に目が覚め、ふとツイッターを眺めていると、一瞬目を疑う企画を発見した。
相撲健康体操。
両国国技館の前で、幕下以下の力士が教官となり、一般人を相手に四股を踏んだり蹲踞したり、相撲を動きを教えてくれるのだという。これを、夏休み中に実施しているのだ。
面白い。
とても面白い。
見よう見まねで四股を踏んだことはあるが、どうにも足が上がらなかったり、ふらついたりして上手くいかなかったことも有る。
私は決して筋力や体力に欠けるわけではない。何しろ先月500キロ走破する相当の運動をこなしている。だとすると、身体の使い方が悪いのだ。
相撲独特の動きを、相撲のプロが教えてくれる。
こんな機会は無いだろう。
行くと決めたら眠くなってくるのは面倒なことだが6時20分に家を出ると、その10分後には小田急線に乗り込んでいた私。
目指すは、両国国技館である。
車中で大相撲協会の公式サイトを確認してみると、この体操については夏休み中に実施しているが、
平日且つ盆休みは外しているらしい。
嬉しいことに、私はシフト勤務なので平日に休みが当たった時はこれに参加できる。恐らく土日も開放すると大変な人数が集まるため抑制するために、そして地域住民向けに敢えてこのスケジュールにしているのだろう。
もっと多くの人に開放出来れば裾野が広がるのでは?そんな風に思いながらも、出来る限りのキャパシティで対応するのもまた、誠実さなのかもしれない。小田急線から中央線、そしてお茶の水で総武線に乗り換えながら、そんなことに思いを馳せていると、あっという間に電車は両国に到着した。
長谷川の優勝額に出迎えられて国技館に向かう。
既に多くの人が駆けつけている。
なかなかの人気である。
そして中に入ると、私にとっては大変
思い出深い力士が居た。
続く。
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相撲健康体操…
何だか、元三段目の一ノ矢が推進してやっているイメージが強いです(^^)