蛇という字を含む力士はどれくらい居るのか

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龍と名の付く力士は昔からたくさんいる

2024年は辰年でした。

龍と名の付く力士って本当に多いですよね。

竜も含めると結構な数であるように思います。

なんかね

名前に困ったら「なんとか龍」って名前が付くようなイメージあります。

最近の四股名ってお世話になった先生とか学校とか、いろんなところから一文字ずつ拝借するような形になるので名前に統一感が無くて、その統一感の無さを四股名っぽくするために用いられるのが最後に龍を付けるという行為のように思えるんですよね

具体的な四股名を挙げると怒られそうなのであーこういう力士が居るなぁというのは皆さんの想像にお任せします

いや

あの

私誰の四股名が統一感無いみたいなこと、一言も言っていないですからね

(面倒な世の中になったものだ)

まぁそんなわけで「龍」と名の付く四股名ですよ

実は過去30年で毎年ベスト10に入っています

今年は4位でした

2007年から2012年が3位だったので、今は増えているというよりは安定して多いって感じみたいなんですよ

だから実は四股名によく使われる漢字はそこまで大きくは変わっていないみたいで

ちょっと意外な感じがしますよね

データで見ると肌感覚とは異なる結果が出てくることもあるので面白いものです

「蛇という字を四股名に持つ力士は居るのか」という疑問

さて

本題に移りましょうか

来年ですよ

来年

巳年なんですよね

龍とか竜って名の付く力士はとても多いように思いますけど、これが「蛇」だとどうなるんですかね?

「巳」だと居てもあんまりインパクトないですからね

やっぱりここは「蛇」の方でしょう

なんかね

強そうではありますよ

強そうですけど

邪悪な感じしますよね

「ヤマタノオロチ」とか、どちらかというと悪役っぽい四股名をわざわざ付けるかなぁと

まぁ蛇って神の使いってよく言われますからね

信仰の対象にもなっている

十二支にもなっているくらいなので分からんでもないのかなと

そんな風に言いながら自分を納得させようとしていますけど、結局よく分かっていないんですけどね

まぁいいや

あまり四股名には縁のなかった「猿」っていう字も翔猿に使われるようになりましたし「サンクチュアリ」でも使われていましたしね

なんか話が逸れちゃいましたけど、過去に「蛇」と名の付く力士って居たのか?って話でしたよね

そうだった

とりあえず、過去の力士を見てみるとしましょう

「大蛇」と名の付く力士は結構活躍している

結論ですけど、居ました

「蛇」という字を持つ力士

ちょっとキリがないので、関取経験者をピックアップします。

漏れているかもしれませんが、そこはごめんなさい

大蛇潟:1907年01月引退(最高位:前頭筆頭)

大蛇潟:1919年05月引退(最高位:西関脇)※大響、錦嶌という四股名も

大蛇山:1930年10月引退(最高位:前頭筆頭)

大蛇潟:1944年11月引退(最高位:東小結) ※松浦潟という四股名がメイン

瀧大蛇:1956年09月引退(最高位:西十両5)※豊ノ花という四股名も

大蛇潟:1957年11月引退(最高位:前頭筆頭)

大蛇川:1967年09月引退(最高位:西十両4)

実は戦前から戦後にかけて「大蛇」という四股名を持った力士が複数居続けていまして、関取に成れなかった力士も含めて結構ポピュラーだったんです。

6場所制以降の力士であればある程度知っているかと思いましたが、流石に私もこの辺の知識になると弱いなぁと思いました。

まさかこんなに居るとは。

錦島部屋所属の力士が結構大蛇を名乗っているんですけど、二所ノ関にも居ますし、部屋固有という訳でも無いんですかね。

もしなんか事情があるって言うことであればどなたかお教えください。大蛇潟という名前が錦島部屋で由緒ある名前ということだけは分かりました。

今の四股名って結構馬鹿にする人も多いと思うんですけど大蛇関連だと

大蛇石

大蛇森

大蛇浪

大蛇島

この辺のセンスは今っぽいですよね

大蛇はともかく何故そこに石を付けるのか

確かに蛇は石に隠れていますけど

大蛇島とか絶対行きたくねえし

怖いじゃん

そう考えるとあんまり今も昔も変わらないのかもしれないです。

大蛇関連力士はなぜか新入幕で狂い咲きやすい

で。

ちょっと気になった力士が。

大蛇山は前頭筆頭まで昇進したことのある力士で、なんと1926年には幕内優勝までしているんですね。

大関候補でしかも10戦全敗経験者。

名前も含めて色々と凄い力士です。

おまけに新入幕の場所で1923年5月場所には9勝1敗ということで、旗手を務めています。尊富士の優勝が110年ぶりということでしたが実はこれが101年ぶりだったという可能性もあったということですね。

あとは、1957年引退の大蛇潟金作です。

この力士も新入幕で9勝2敗。

準優勝です。

しかも千秋楽に敗れてのもので、決まり手もなんと、うっちゃりでした。惜しいにもほどがある

なんだよ、大蛇って名前が付くと新入幕で活躍するジンクスでもあるんですかね

なんか今年の大相撲との絡みまで出てきています

データっておもしろいんですよ

こうやって全く筋の無いところから妙なつながりが見えてくることもありますからね

何気なく蛇を求めてしこ名探訪してみたらこんなことになるとは思いませんでした。

私はやっぱり年6場所以前の相撲がちょっと弱いなぁ。知りたいのはやまやまだけど、そこまで掘ったらキリがないし、とりあえず今の相撲を中心に必要に応じて色々調べながら楽しんでいくスタンスで行こうと思います。

来年は馬で調べるか

いや

馬は多すぎるな

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