【読者参加企画】相撲土産、どんなものが欲しいですか?オフ会で発生した「商品会議」から、今何が土産として求められるか考える。
名古屋場所14日目に、都内某所でオフ会を開催した。
非常にバラエティに富んだ方々にお越しいただき、更にはバックボーンに有るモノが異なっていたため話せば話すほど発見が有り、主催者が一番楽しむという嬉しい結果になった。オフ会が面白いのは正にこの部分で、全員が同じ価値観を共有している訳ではないことが逆に相乗効果を産み、
知り得ない知識を引き出し、会話が更に会話を産むというところではないだろうか。先日コメント欄に投稿された方の中で、私とは真逆に意見をお持ちの方が居た際、オフ会にお誘いしたのはこういう理由である。
相撲はまだまだ少数派の趣味なので、基本的には一人で観るのが普通だ。それだけに1人1人が異なる見方を持っている。それも、自分の言葉で。このような発見はテレビ中継を見ていても、またはツイッターで相撲ハッシュタグを追いかけても得られないものだ。人の数だけ発見が有る。その楽しさを求めて、私はオフ会を開いている。
因みにオフ会についてはこれから定期的に開催するので、もしご希望が有れば是非ともご参加頂きたい次第である。
さて、オフ会で興味深い話題が有った。
会場内の土産物について、である。
土産物といえば、当ブログでは「いやげもの」という視点で2年前から紹介し続けているのだが、話のタネにということで持ち込んだ数々のいやげものに関する話題を起点に、最近の土産物事情について触れた方が居た。最近場所の度に改善されてきている土産物の中で、和装デーなどで配布している手ぬぐいが実に素晴らしいのだが、実はこの手ぬぐいに対して一つ案が有るのだという。
「この手ぬぐい、素材として使えるようにしてはどうか?」
確かにこの手ぬぐいは単品での完成度が高く、手ぬぐいとして重宝されているのだが、実は手ぬぐいというのは素材としての使い方が有るのだという。似たような使い方で、先日紹介した反物を加工して小物入れなどに利用される方も多いそうで、その発想は少なくとも私には無いものだった。
つまり、加工することを前提としたデザイン。単品で完成させるのではなく、切り取っても通用するデザインということだ。確かにこれなら手ぬぐいだけでなく利用方法が拡がるだけでなく、場合によっては一人で複数購入することも有り得る。
そんな話の中で私は土産物について思い出したことが有った。
とある方が茶屋を通して相撲観戦しているのだが、弁当や焼き鳥などもお土産として付いてくる。そしてその中には瀬戸物が含まれているのだという。問題はこのデザインが限られていることで「白鵬」や「日馬富士」という文字がデカデカと書かれたセンスは勿論、ラインナップが変わらないので毎回同じものを購入することになる、ということなのだという。
例えばこの瀬戸物を何枚有っても活用可能な形にしてみてはどうだろうか。そして、瀬戸物のデザインも手ぬぐいと同様に多く取り揃えてみてはどうだろうか。
話せば話す程、土産物に対するアイデアは深まる。
三役以下の力士についても力士弁当を発売することや、意外と改善されないスイーツ、更には「北の富士 おつまみセット」なる珍案まで飛び出す始末。
ちなみに先日友人と話したのは「チケットを入れるケース」。今はひよの山のものは有るものの、大人が使うのは少しハードルが高い。センスの良いチケットケースが有るといいよね、ということだった。
ともあれ、人と話すと案は出る。ネタとして面白がることは有れど、実際自分で考えることは無かったので、この機会がさながら商品会議と化したことは非常に面白いことだった。オフ会の度に、参加された方に一度聞いてみたい話題である。
ここで皆様に質問です。
「相撲関連の土産物、こんなものが欲しい」というご意見、有りませんか?コメント欄に書くのが憚られる場合はプロフィール欄を参照の上、メールを頂ければ幸いです。忌憚のないご意見、お待ちしております。
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