謎解き。
前回、思わぬ形で幕下力士:吐合(はきあい)を知り、
衝撃を受けた私。
吐合とは一体何者なのか?
名前の由来は何か?
湧き上がる疑問の数々。
この大人の自由研究課題を
持ち帰り、自己満足だけの為にこの謎を解決する。
知的好奇心とかそういう類のものではない。
これは只の、下品な野次馬根性である。
そんなことは判っている。
それを置いても、この謎掛けは強烈過ぎたのである。
私は吐合を調べた。
とは言っても、幕下力士について詳細を記した
ウェブサイトが有るわけが無い。
当然だ。
だが、彼の場合は違った。
何故かwikipediaで「吐合 明文」という項目が存在したのである。
ここから抜粋する。
吐合 明文(はきあい あきふみ、1982年5月11日 – )は、
愛媛県松山市出身で北の湖部屋所属の現役大相撲力士。
本名は同じ。
現在29歳で、既にベテランなのである。
だが、今のところ十両に昇格することは無いと思われる。
しかし、重要なのはそこでは無い。
そう。
「北の湖部屋所属」、
そして「本名」である。
相撲の四股名とは、競走馬の名前同様、
部屋特有の漢字を付ける傾向にある。
例えば琴ナントカとか、朝ナントカ。
北の湖部屋にもこれが存在し、
北ナントカというのがそれに当たる。
つまり、吐合は本名を使う必要が無かったのに、
自ら吐合を名乗ることを選んだのである。
本当なら「北の吐」とか
「吐の湖」でも良かったのに、
コンプレックスの源であろうこの本名を選択した吐合。
生まれてこの方、その名字故に笑われることもあっただろう。
面倒な思いをしたこともあっただろう。
国語の時間では、いつまで経っても新出漢字で
彼の名前が紹介されることは無いのである。
だが、彼は敢えてそれを選んだ。
実に興味深いではないか。
私はそんな彼のこれまでの経歴が気になり始めた。
そして、再度捜索を始めた。
続く。
ブログスタートしたばっかりだったんですね(爆)
いや~面白い。もっと沢山の人に読んでもらいたいです。クオリティ高っ!
僕の周りには
ひとで(苗字)
ダビデ(名前、漢字は忘れた)
がいました。あと「しゅうまっは」もいます。中々のハードルの高さだと思います。