相撲部屋の稽古に予備知識ゼロの私が行ってみた part1 旅立ち

テレビで相撲を観て、それでは実際に観てみようということで国技館に足を運ぶ。

実物の迫力を観て、現場に足を運ばなければ得られない印象が有ることに気づくと、今度は別の欲求に駆られる。

そう。
稽古を観てみたいと思うのだ。

どのような稽古を経て、力士を力士たらしめているのか。映像で何となく目にする機会は有るが、
股割りや申し合わせを断片的に観るだけで、知っているようで知らないのが実情である。


だが、私は稽古観覧に関するルールを知らない。ましてや、いつ稽古しているかもよく分からない。こういう障壁が有ると、二の足を踏んでしまう。実際に私も観てみたいと思いつつも、よく分からない部分が有ることを懸念して実行に移せずにいた。

「教えて!goo」や「Yahoo知恵袋」を観るのも良いが、これらを全て信じるのもどうなのか。

インターネットの情報に嘘と真が混在しているの周知の事実である。ならば、いっそのこと何も見ずに行ってしまえばいい。今日は夜勤明けなので、時間が有る。

私は、行動に移した。
目指すは、北の湖部屋。

勿論目当ては、吐合である。

加えて北大樹、鳰の湖という関取も居れば、幕下でおなじみの天一、西内、そして現役最重量力士の大露羅まで居るという、私からすれば全てを兼ね備えた部屋。住所を調べると、清澄白河であるらしい。

出典は不明だが、「9~11時くらいで稽古はしている」という情報が有ったので、とりあえず9時に到着する予定で旅立つ。普段逆方面の電車を使っている分、丸の内方面を目指すサラリーマンの多さとたくましさに驚嘆しながら千代田線と半蔵門線を乗り継ぎ、清澄白河に辿りつく。

全く乗り降りしたことの無い駅に到着し、期待とこの企画が空振りに終わるのでは?という
不安に駆られる私。しかし、空振りも込みでの企画である。地下鉄のホームからエスカレーターを乗り継ぎ、地上の匂いがしてきた刹那。

向こうから「里山」と書かれた浴衣を
身に纏った力士がやってきた。

あれ?
どういうことだ?

私の中で仮説がいくつか出来る。
・仮説1:その力士は今日稽古が休みである
・仮説2:これから出げいこに行く
・仮説3:相撲界の風習として、9時は稽古が既に終了している
希望的観測としては1、2だが最悪なのは、勿論3。

清澄白河到着と同時に、早くも企画終了の可能性がチラつく。
どうするんだ?
稽古も無いのに休みの朝9時に何も知らない街で
何をしろというのだ?

私が山田五郎やヤックンなら、清澄白河でも見所を5つくらい抑えているところだが、川崎育ちの私は残念ながら東京の東方面について悲しい程知識が無い。

とりあえず、行くしかない。9時前にして企画的には暗雲が立ち込める中、清澄白河の町は穏やかな気候で私を出迎えた。

続く。

次回の記事はこちら。

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