第4回横綱審議委員会審議委員会 議題:「横綱審議委員会は必要でしょうか?」

横綱審議委員会が会合を開いた。
気になるのは、日馬富士に対する態度である。
これまでの傾向からすると、彼らは基本的に
成績の上がらない横綱には非常に厳しい意見を浴びせる。
力士の様々な事情を考慮する、というよりは
横綱は事情を理解されるような立場ではない、
というのが彼らの基本的スタンスである。
横綱が土俵の神なのであれば、如何なる時も
神たるべきということなのだろう。
そして、先ほどその内容が明らかになった。
産経新聞の記事を転記する。


***************************************************
日本相撲協会の横綱審議委員会(横審)は30日、
東京・両国国技館で定例の会合を開いた。
2場所続けて10勝5敗に終わった横綱日馬富士について、
内山斉委員長は「左足首のケガがある。綱を張っている意地で
場所を乗り切った点を評価したい」と話した。
日馬富士は横綱として年6場所を務めたが、優勝は初場所のみ。
早々に優勝争いから脱落する場所が多かった。
各委員からは「もう少し見守ろう」とする意見が多かったといい、
横審が不振の横綱に対して行うことができる激励などの措置はとらない。
(以下略)
***************************************************
率直に言うと、意外な反応である。
というのも、擁護は少数ながらあがることは有れど、
基本スタンスは激励という名の叱咤だったからだ。
もしこれが、4月以来立ち上げてきた
「横綱審議委員会審議委員会」による活動が
彼らのスタンスを振り返るきっかけになったのであれば
存在意義は大いに有ったと言える。
我々のことはどうあれ、ネット上では
横綱審議委員会について論じる機会は確実に増えている。
そして、限りなく100%に近い人たちが彼らに対して批判的だ。
何が転機になったかは、彼らのみぞ知るところ。
だが、これは明確な変化である。
少なくとも、力士側の視点は考慮されるようにはなったのだ。
では、私たちはここで一度、原点に立ち返りたいと思う。
今回の横綱審議委員会審議委員会の議論のテーマは、以下のとおりである。
ご意見が有れば、コメント欄もしくはプロフィール欄に記載された
メールアドレスまでご送付頂けますようよろしくお願いいたします。
***************************************************
問1: あなたは横綱審議委員会が、必要だと思いますか?
問2: 問1で答えた理由をお聞かせください。
問3: 現在大相撲は、結びの一番が18時に終了しています。
この開催時間について、現状のままでよいと思いますか?
それとも、変えるべきだと思いますか?
問4: 問3で答えた理由をお聞かせください。
問5: (ここからはお遊びです)
「幕下相撲の知られざる世界」では、このほど
力士にのぼりを作ってみたいと考えています。
もし作るとしたら、誰ののぼりを作ってほしいですか?
***************************************************
というわけで、ご意見お待ちしております。
今回からは、こちらで頂いた意見を元に、
横綱審議委員会審議委員会としての意見を取りまとめ、
大相撲協会に提出いたします。
◆案内
Facebookページです。
限定情報も配信しています。
https://www.facebook.com/nihiljapk

第4回横綱審議委員会審議委員会 議題:「横綱審議委員会は必要でしょうか?」” に対して4件のコメントがあります。

  1. 匿名希望 より:

    問1.
    横綱審議会は有っても良いと思う。
    問2
    今は批判的な事を言うだけで目立ったサポートはしていないように感じますが、これは誰もそれを言わないからで有って今回のように横綱審議会に対してコメントを送り続ければ体制は変わって行くと思います。何も言わなければ人間はそれで良いのだと思ってしまいますので。
    問3
    現在の放映時間は大いに問題を感じます。
    問4
    100年ほど前ならこれで良いのかもしれませんが、今の時代にはまったく合わないでしょう。今は男女共にこの時間は仕事をしていて見れません。試合の後に後援会の人達と楽しむ時間が必要なのかもしれませんが、皆が見れないのではファンが増えるわけも無く、衰退の一路をたどるのみです。土日は良いと思いますが、平日は野球、サッカーなどの放映とも駆け引き有ると思いますが、2時間ほど遅らせてはどうでしょうか?これだけでもかなりの違いが出ると思います。ちなみに私はロス在住で、今でも結びの一番が終わるのはこちらの夜中の2時。週末しか結びの一番を見ることが出来ません。それを更に遅らせるとなると個人的には非常に困るのですが、相撲界の事を考えると致し方ありません。
    又、今は相撲協会のサイトのインターネットで見ていますが、これを翌日になっても再生して頂けるようにして頂くと非常~~~に助かります。是非相撲協会に検討してみて頂きたいです。私の他にも外国でインターネットを使って相撲を見ている人はとても多いです。相撲協会に、是非この現実を知って貰い、それを反映したサイトを作って貰いたいです。
    ちょっと長くなってしまい、申し訳ありません。しかし、開催時間は事情に重要です。
    問5
    特に名前は浮かびませんが、皆さん地元の選手を応援していると思うので都道府県の入ったような物が良い気もしますが、よく分かりません。
    長くなりましたが、宜しくお願いします。

  2. 斉藤光洋 より:

    問1: あなたは横綱審議委員会が、必要だと思いますか?
    ど素人が殆どのため全く必要ない
    過去にやくみつるとか、内館とか言いたい放題の連中をよく委員に選出したものだ
    もう少しまともな委員を選出できないものか
    力士にとって、こんなど素人連中に言われればやる気もなくなるのは当然
    問2: 問1で答えた理由をお聞かせください。
    今いるど素人達の評価、言いたい放題の意見が力士のやる気をなくす原因になっている
    成績だけで評価する連中など必要ない
    具体的な改善方法もまともに指摘できない連中
    力士がゆわれても納得できるスポーツに精通した人物を選出すべき(頂点を極めたひとなど)
    例:野球(落合、金本、など)
    問3: 現在大相撲は、結びの一番が18時に終了しています。
    この開催時間について、現状のままでよいと思いますか?
    それとも、変えるべきだと思いますか?
    相撲人気を復活させるなら
    土曜日、日曜日は20時終了も検討すべき
    問4: 問3で答えた理由をお聞かせください。
    仕事をしている人たちは、殆どが生で見られない(録画で視聴それも夜中の2時放映)
    問5: (ここからはお遊びです)
    「幕下相撲の知られざる世界」では、このほど
    力士にのぼりを作ってみたいと考えています。
    もし作るとしたら、誰ののぼりを作ってほしいですか? 特になし

  3. しなび。 より:

    1:要らんでしょ。
    2:横審に力士へのリスペクトが感じられず、大相撲という歴史あるプロスポーツを無駄に権威づけたがる。大相撲業界をより閉鎖的に無自覚に誘導してるとしか言えない。
    3:変える必要性無し。変えるなら夜8時迄が限界かと。
    4:序の口は朝8〜9時から本場所に臨み、最後の一番迄ほぼ一日がかりの興行。正直、力士に掛かる負担がデカ過ぎる。
    むしろ、序の口から三段目迄は第一部、幕下から第二部として料金値下げして入れ替え席にす可きかと思う。
    (午前中、三段目迄1/3〜1/4の料金にするとかにしてトータルの回転率を上げるべき。
    5:大露羅かなぁ。

  4. ラドルージ より:

    問1:
    不要だとまでは思いませんが、現状は是認できるものではないと思います。
    問2:
    ガス抜きと言う表現は良くないかもしれませんが、横綱審議委員会はマスメディアや「世間」の代弁者として「機能」していると見る事が出来るかもしれません。「世間」の代わりに横綱にあれこれ文句を言ってくれるという感覚(あるいは幻想)を抱かせてくれる限りにおいて、横綱審議委員会の存在意義はあるのだと思います。そう云う状況がある限り、横綱審議委員会は、我々のガス抜きの対象でもあり続けるのです。もちろん、この一文は冗談ですが。
    横綱審議委員会をもう少しまともにするなら、どこかで既に出ていた意見だったような気がしますが、横綱審議委員就任に当たっての就任試験を導入することにより、明治以降、少なくとも昭和以降の相撲史に関する知識や見解、横綱審議委員としての所信を問うことが求められると思います。その上で、例えば理事会での合議により、委嘱するかどうか決めるという方法があり得ると思います。
    就任試験については、例えば日本相撲協会公認の相撲検定を設け、そこで1級を取得ないし、86.7%(13勝相当)以上の正答率を達成できれば、就任資格を得られるようになる、という方法もあるでしょう。これはいわゆる有識者に限らず、門戸を広げる意味合いもあります。
    問3: 現在大相撲は、結びの一番が18時に終了しています。
    この開催時間について、現状のままでよいと思いますか?
    それとも、変えるべきだと思いますか?
    難しい問題ですが、私は安易に変えると無視できないマイナス要素が出てくると思います。
    問4: 問3で答えた理由をお聞かせください。
    観客の事を考えるなら、変えるのも一手だと思います。しかし、プロスポーツとして見るのであれば、マスメディアが取り上げるか、試合を中継するかどうかは重大な問題です。例えばNHK総合は、幕内だけでも2時間、十両まで入れると3時間以上になるような大型番組を2箇月に一度、半月に渡って毎日組んでいる訳です。
    いわゆるゴールデンの時間に放送する事で、相撲中継の視聴者が増えると言うのは好ましい事ですが、仮にNHK側の都合で地上波の中継がなくなってしまうと言うことであれば、そちらの方が問題は大きいのではないでしょうか。民放で放送したいと名乗り出る所があるかというところにも疑問を覚えます。
    インターネット中継については、ライブストリーミングに留まらず、時差視聴ができるようになってほしいという意見には賛成です。
    問5:
    天一

ラドルージ へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)