【取組速報】2011年7月場所 吐合 5日目(VS 大雷童)
連勝で2勝2敗のタイに戻し、
負け越し濃厚のところから生還した吐合。
吐合が泥臭く(恐らく)勝ちを拾い、
死屍を喰らい、激しい生存競争の中
食物連鎖の踏み台となることを
拒絶し続ける中で、何と
東龍 VS 希帆ノ海
碧天 VS 慶
という
吐合を通り過ぎた男達の
仁義無き戦いが繰り広げられていた。
今回の敵は大雷童。
10代の期待のホープ的な
印象を受ける、スケール感はあるが
ややダサい。
が、それはそれで味と言えなくもない
大雷童。
今年で31歳になる大雷童だが、
十両経験も4場所ある実力派である。
しかし、十両定着は成らず、
幕下の上位を行ったり来たりするレベルを
抜け切れずにいる。
本人も自らのスペックの中で最大限に
努力しているのだろうが、
この辺りの地位となると誰もが実力派なので
一つ抜け出さなくてはジリ貧なのである。
ちなみに本人も親方もどうにか
そういう流れを変えたいという思いが有るようで、
ここ数年で
雷童
↓
大雷童
↓
雷童
↓
大雷童
という改名後再度同じ名前に落ち着くという
相撲同様の迷走を続けているわけである。
さて、そんな取組の結果は…
残念!
吐合、敗れる!
普通幕下の取組についてはほぼ情報が無いはずの
ツイッターでもこの熱戦は印象的だったらしく、
激しい突き押しを繰り広げた末に
大雷童が勝利を掴んだということらしい。
互いに体格に恵まれていない同士では有るが、
140キロと120キロの差が最後に
出てしまったというところだろうか。
もう後は連勝しかない。
Let’s 吐合!
ありがとうございました。