宇都宮女相撲に行ってみた 中編

あらすじ:

大相撲メタバース場所というイベントの縁で「宇都宮女相撲」というイベントがあり、ゲストMCとして参加してほしいと相談を受けた西尾克洋。

前日にトークライブを控え、MCも果たして出来るのかは不安だったのですが、こういう時にNoという選択肢が無い私は少し悩んだ挙句受けることに。

夜11時に餃子の妖精のような石像に迎えられて、宇都宮の洗礼を受けた西尾は果たしてどうなってしまうのか?

前編URL:http://makushitasumo.com/archives/2950

:::::::::::::::::::::::::::::

宇都宮駅から歩いて20分程度のところにあるプレックスアリーナ宇都宮は駐車場が広く、正面だと思って入ったら真裏でした。

完全に「体育館あるある」の洗礼を受ける私。

会場は武道場ということで、大相撲メタバース場所でお世話になっている方に先導される形で入ると、12時開始にもかかわらず11時の段階で多くの方がいらしているようでした。

お聞きすると、今日はどうやら30人以上参加するそうなんです。

相撲がそこまで盛り上がっている訳ではない地域で何故こんなに参加してくれるんだろうというのが分からないので、そのあたりについて聞いてみた。

どうもこの大会というのは別に普段から相撲に取り組んでいる方ではなく、むしろ相撲なんて取っていない、初めてという方が参加されるのだそうです。

凄いな。。

いや、だってすごくないですか?

普段相撲していない人が大勢集まって、しかも女性が相撲を取る。

違う競技であってもこんなことってないと思うんですよね。

例えばこれがビーチバレーとか、フットサルだったらまだわかるんです。何となく見様見真似で出来そうな気がするじゃないですか?体育の授業なんかでもやりますからね。

男性にとっての相撲っていうのはどちらかと言うとビーチバレーとかそっち寄りのカテゴリに入ると思うんですけど、女性だとそうじゃないですから。

仲間内で集まって相撲なんて絶対しないですよ。

それなのに、こんなに多くの方が集まってきて。

しかもね。

最初に私は唖然としたんですけど、もうみんなノリノリなんですよ。

いや、どこからその全身タイツとマゲを用意したんだ!っていう感じなんですけど、絵が強い。

でもこれだけ皆さん楽しむ準備をされていて居るのが宇都宮女相撲なんですよ。

横浜から来られた方も居ましたし、確か名古屋からという方も居たと聞いています。前回は青森だったと思いますが、とにかく遠方から多くの方が来られている。

凄いんですよ。

宇都宮女相撲。

っていうかね、私たちのトークライブの常連さんも居たのには流石に腰を抜かしました。

トークライブと宇都宮女相撲で悩んだ挙句トークライブはリモート参戦して、宇都宮女相撲に来たということで素晴らしいじゃないですか。

あと、参加者全員四股名あって、それもちゃんと掲示している。

他にも、顔ハメパネルまでありました。

で。

12時過ぎて。

準備体操なんですけど、これが本格的なんです。

「ズンバ」やるんですよ。

こんな感じで。

https://youtu.be/c1DgeUZpGqI?si=I8eiI-bZ_HV0Ms55

はじめて相撲取る人が集まって、単にエキシビジョン的にやるっていうだけなら分かるんですよ。

そうじゃないんです。

ちゃんと怪我しないように配慮していましてね。

私ももう、Youtubeにちょうど見切れているところではあるんですけど、誰よりもちゃんとやりましたよ。

こういう動きって照れながらやるのが一番ダサいんで、ちゃんと先生の動きを見て、出来る限り再現しました。

参加者の方がズンバやってるなら、私だってやります。相撲取らないですけどね。

あとこの後にズンバの先生が、受け身の取り方までちゃんと教えてくれまして。

相撲の一番危なそうな、怪我しそうな態勢に入った時の体の動かし方を教えてくれて、みんなで受け身を何度も取る。

体育の授業だとイヤイヤなんでしょうけど、宇都宮女相撲だとみんなバコーン!ってちゃんと受け身やってくれる。

いやー

始まる前からビックリです。

何が凄いってまだ始まっていないのに汗まみれで、圧倒されっぱなしだということです。

続く。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)