一年前に初めて稽古見学に行った私が、久々に北の湖部屋を訪れてみた。Part1

5月である。
当ブログが新たな試みを開始し始めたのが約1年前。
横審審議委員会やいやげもの、オフ会を開催したのもこの頃だ。
そんな中、あらゆる意味で飛び込むことの重要性を教えてくれたのが、
稽古見学である。
何一つ稽古のしきたりも知らずに、
清澄白河に乗り込んで、街中をまわし姿で歩く
右肩上さんに一から教わり、そして
北の湖部屋でバケツを洗う一心龍さん、
そしてあの大露羅さんと言葉を交わすことによって
足を運んで目にするべきだと思い知らされた。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/nihiljapk/article/223
稽古が場所直前の方が面白いことは、
この1年の経験で分かっている。
そして地方場所の時は思った以上に早く現地に行くので、
熱の籠った稽古は実質4か月に一度だけのチャンスだ。
1年前の北の湖部屋で見た力士達は、今どうなっているのか。
その現在進行形を目にしておきたい。
そんなわけで、久々に清澄白河に足を運んだ。

あの頃右も左も分からなかった私だったが、今は違う。
出口も把握して、この風景で右に曲がって…
調子に乗っていたら道を間違えてしまった。
振出しに戻って錣山部屋の区画に入る。
ここまでくればもう間違えることは無い。
左に折れてまっすぐ行くと、自転車が凄い数止められている建物が見える。
北の湖部屋だ。
中から力士達の息遣いと身体がぶつかる音が聞こえる。
今日は連合稽古ではないらしい。良かった。
インターホンを鳴らす。
稽古見学であることを伝える。
入って良いとのこと。
下駄箱に靴を置くと、玄関口で一人の力士が屈伸運動をしている。
白い。
小さい。
目が細い。
吐合さんだ。
いきなりの出迎えに、北の湖部屋に訪れたことを再認識した。
恐れ多いので早く座敷に移り、厳雄さんに一礼して席についた。
続く。
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