舞の海さんの排外発言騒動。しかし、実は直後に真逆の発言をしている。どちらが真意か。各自観て判断頂きたい。
舞の海さんが、排外発言をしたと悪い意味で話題になっている。
排外発言とされる個所は以下のとおりである。
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「昭和天皇と大相撲」と題し“記念講演”をした舞の海秀平氏が
「外国人力士が強くなり過ぎ、相撲を見なくなる人が多くなった。
NHK解説では言えないが、蒙古襲来だ。
外国人力士を排除したらいいと言う人がいる」
と語ると、参加者から拍手が湧いた。
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◆“昭和天皇万歳”集会で――舞の海氏が排外発言
週刊金曜日 5月22日(木)18時20分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140522-00010000-kinyobi-soci
この後の天覧相撲に関する発言は論点がずれるので
今回の記事では触れない。
何故なら、解説者の政治的な意向と解説に対するスタンスは別物で、
今回は解説に対するスタンスを問題としているからだ。
このため、「そもそもそういう会に参加する方が悪い」という論は
本質的な問題点とは異なるため、私はあくまでも
排外発言の是非についてのみ言及したい。
だが、実際の発言は上記とは異なる。
この映像を観てほしい。
「でも見方を変えますと、今大相撲を支えているのは実はモンゴル人なんですね」
「モンゴル人がいるからこそ,私達は横綱の土俵入りが見れる」
「高見山さんがやって来たその瞬間から,もう後戻りできないと思う」
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先の箇所も発言しているが、その後で上記の説明をしている。
文脈を各自でご確認いただき、果たしてどちらが舞の海さんの真意か
見定めて頂きたいと思う。
しかし基本的にはエンターテイメントとしての相撲しか語らない当ブログが
何故このようなことを取り上げたかと言えば、
週刊金曜日の記事だけで事実関係を判断されている方が多いことである。
以下の記事を観て頂きたい。
◆「排外発言」とは正反対だった「舞の海氏の講演」(前回エントリのお詫びと訂正)
2014年05月28日(水)11時03分
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2014/05/post-649.php?from=newsweek
週刊金曜日の記事だけで事実関係を確認しており、
その後の映像を観ることによって見解を変えているのである。
これは大問題と言わざるを得ないのである。
相撲やスポーツ全般が素晴らしいのは、
如何なる政治的信条を持っていても
如何なる宗教を信じていても
誰もがその競技の為に全力を尽くし、
またそのスポーツを楽しんでいるということである。
つまり、スポーツの前では皆平等なのだ。
舞の海さんの発言は、その平等を壊すものなのかを
皆さんの目で確かめて頂き、そうしたうえでスタンスを決めて頂きたい。
私に言えるのは、それだけである。
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大相撲は様々な局面があり、百人百様のコメントが投稿されるでしょう。
スポーツか、武道か武芸か、神事か、、、
極真会で最近百人組手を完遂した外人がいて、、、とか引き合いに出す方もいらっしゃるでしょう。
舞の海さんの講演は無償だったか有償だったか詳しくはわかりませんが、マスゴミからの発信はおおよそは金が絡むモノ。
金が欲しくて働いてる方々は自己都合で装飾しがちです。
アマチュア相撲で日本の国内大会で外人が活躍してますか?
同じ国内のアマチュア大会でも長らく極真空手などでは全く違う構成ですよ。
舞の海の発言がイデオロギーによって捻じ曲げられたのは
事実だと思いますがそもそも相撲の様な立ち位置のものに
外国人を入れるのか入れないのかは常に議論があって
当然だと思います。別に差別でも何でもない。
もちろん今いる外国人力士をいきなり締め出すとかは問題外
ですが
サッカーの世界ですら外国人選手が多いために客が減る事態
になれば躊躇なく外国人枠を減らす議論は確実に出てきます。
イングランドなどではすでに代表チームの強化のために
外国人を減らす提案は常に出てます