ただ、相撲のために。理事選に向けて望むこと。
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明日は、理事選だ。
日馬富士の騒動から様々な騒動で揺れ動いた、大相撲の行方が決まる。
八角親方なのか。
それとも、貴乃花親方なのか。
どちらが善で、どちらが悪か。
どちらに筋が通っているのか。
ワイドショーでもニュースでもそんなことが取り沙汰されていたが、一連の報道を観て思ったことがある。
私は、どちらでも良いのだ。
ただ、大相撲が良い方向に動き出せば。
どういう組織になるかは分からないし、どういう組織になってもいいと思う。ただ理事長に就任したからには、そして理事に就任したからには、大相撲を良くしてほしい。
問題は山積している。
先送りにするのではなく、今解決する。
そういう気概が欲しいのである。
今何が必要か、何をすべきか、そういうことを前日にまとめてみようとも思ったが、結局一番必要なのはマインドだと思う。そこがブレなければ、行動は自ずと定まってくるからだ。
以前私は白鵬について「リスクあるところに覚悟は生まれ、覚悟あるところに道は開かれる」という言葉で評したことがあった。果たしてそういう気概が理事候補達にあるのだろうか。
私は、それが有ると信じたい。
未来のために。
相撲のために。
◆トークライブのお知らせ◆
2月4日18時より錦糸町丸井のすみだ産業会館でトークライブ「第5回幕内相撲の知ってるつもり⁉︎」を開催します。今回も週末に実施しますので、皆様奮ってご参加ください。テーマは「横綱とは何ぞや」です。
>>得票数わずか2票という貴乃花親方の惨敗で、相撲協会の理事選が終わりました。
>>https://twitter.com/nezumi32/status/959343704602394624
で始まる朝日新聞の名物記者・抜井規泰氏の連続ツイートによると、
>>実は、昨年10月に日馬富士事件が起きるはるか前から、貴乃花一門からは「不協和音」が聞こえていました。
貴乃花一門のある親方が、「もうついていけない」と不満を漏らしたのがきっかけで、一門の番頭格の親方も、他の親方衆たちに「俺はもう、さじを投げた」とこぼし始めました。
「そんなことはもっと早く言ってよ」名刺管理サービスのCMみたいだが、上記通りなら理事選予想も変わるし、日馬富士事件の結末も変わったんじゃないのか。
理事選後の朝日新聞の記事は、
>>高砂一門に反理事長派がいたが、外に票が出たのは2票。うち1票は子ども同士が結婚した貴乃花親方(元横綱)へ回ったと見られる。
>>https://www.asahi.com/articles/ASL22544LL22UTQP021.html
もう「貴乃花一門」じゃない。「花田家の人々」だ。身内以外貴乃花親方を支持する人は誰もいなかったわけだ。
上記朝日記事は理事選の票の動きを詳細に説明しているが、理事選前の「八角親方VS貴乃花親方」なんて煽りは大嘘吐きだということが判明した。「八貴対決」のほうが新聞は売れるし、テレビは数字が稼げる。
相撲協会にも問題が山積しているが、大相撲を報道するマスコミにも問題があるのではないか。国政選挙でももう少し正確に予想するぞ。
今日は節分、貴乃花部屋が春場所の宿舎にしている神社の豆まきが行われる。この豆まきには貴乃花部屋の力士も参加するが、貴ノ岩はここで「復帰」すると予想する。どうせ外れるだろうが。