【結果発表・議題発表】横綱審議委員会の稽古総見に於ける対応について、どう思うか。また、稀勢の里の7月場所横綱推挙の話について、どう思うか。
横綱審議委員会審議委員会としての
初の試みである、
公開質問を横審審議委員会メンバーに実施した。
稽古総見の際になかなか来ない横審メンバーについて
以下の質問について各自の意見を聞いてみた。
なお、問1としては今後の活動方針に関わる部分なので、
現在精査しています。
作成完了後、ブログにて発表します。
◆問1:
横綱審議委員会審議委員として、何をしたいか
◆問2:
稽古総見に遅刻する横綱審議委員についてどう思うか
◆問3:
(問2について問題だと感じた方のみ)
では、この件についてどうすれば改善されると思うか
では、気になる意見は以下の通りである。
◆問2:
稽古総見に遅刻する横綱審議委員についてどう思うか
A.そもそも相撲協会の目的を達成していないことは問題である。
それを除いても、これだけの力士が参加しながらも
遅れてくるほどの相撲に対する愛情しか持ち合わせていない人が
委員をしていることが問題である。(森田様、NJK)
一言でいえば、ありえないと思います。委員としての「資質」に欠けると言えるでしょう。
もちろん彼らにも、『無報酬でやっているのだから』
『横綱審議委員なのだから横綱の稽古だけ見てればよいだろう』
などの言い訳はあると思いますが・・・。
7時に全員集合とは言いませんが、せめて8時台には全員集合して欲しいです。(藤井様)
問題外だと思います。
約束を守るのは社会人として当たり前。
時間を守ることは約束を守るという意思表示。
それが出来ないならば人の上に立つ
横綱審議委員会にいるべきではありません。(清水様)
老人は若者に規範を教え、若者は老人からどのように生きていくか知るべき。
問題はあれ、それが守られている少ない組織が日本相撲協会だと思っています。
(アウンノウン様)
【総評】
全員が遅れてくることに批判的でした。
ではなぜ遅れてくるか。
遅れてくるという理由については、道徳的な素養に欠けている、
という指摘も有れば、単に興味が無いのでは?という分析も有ります。
いずれにしても、7時から横審の先生にお見せする稽古、
という目的を達成していないのですから、批判されるのも
致し方ないという結論に成っています。
◆問3:
(問2について問題だと感じた方のみ)
では、この件についてどうすれば改善されると思うか
A.横審に入る前に、横審としてどうしたいか、
相撲が好きかをファンに見える形でテストする。
そして、ファンが納得する人を選定する。(森田様、NJK)
委員個人の心がけや大相撲に対する気持ちの問題であるので、
周りがとやかく言っても改善されない可能性が高いです。
遅刻を繰り返す委員に対しては、厳しいようですが、
辞任勧告をせざるを得ません。各委員の選定または新任時に、
横綱審議委員としての所信表明をさせるのも有効かと思います。(藤井様)
委員個人の心がけや大相撲に対する気持ちの問題であるので、
周りがとやかく言っても改善されない可能性が高いです。
遅刻を繰り返す委員に対しては、厳しいようですが、辞任勧告をせざるを得ません。
各委員の選定または新任時に、横綱審議委員としての所信表明をさせるのも有効かと思います。
(清水様)
新聞やマスコミ、あるいは相撲協会のホームページなどで
公開ヒアリングを行ったらいかがでしょうか。
あのAKBの選挙みたいな形でもいいかもしれません。(アンノウン様)
【総評】
横綱審議委員会メンバーについては、
誰もが資質に欠ける者が居るという認識が有るようです。
そのため、メンバー入りする際にテストする。
大関昇進や横綱昇進と同じことですね。
また、メンバー入りした後での問題行動については
これまた横綱と同様に辞任勧告を行う。
共通しているのは、責任ある立場なのだから
それ相応の覚悟を持って引き受けること。
そして委員としての職責を果たすこと。
この二つを誠実に行っていただきたいと言うことです。
さて、第二回横綱審議委員会審議委員会のテーマも決定しました。
コメント欄かもしくはメールを頂けると幸いです。
◆問1:
稀勢の里が5月場所で13勝2敗だったことを受けて、
7月場所で14勝以上であれば、横綱推薦も有るとの
意見が出ています。これについて賛成ですか?反対ですか?
◆問2:
問1に賛成する理由、反対する理由を教えてください。
◆問3:
最近、大きな怪我をして番付を大きく落とす力士が後を絶ちません。
以前は公傷制度によって救済措置が有りましたが、
現在では制度が廃止されています。
こうした問題についていかがお考えですか?
また、良い案が有ればこれを機にお教え下さい。
期限:6月3日
横綱審議委員会審議委員会はメンバーを常時募集しております。
我こそは、と言う方はお気軽にメール願います。
【横綱審議委員会審議委員会のこれからの予定】
・ウェブサイト立ち上げ
・名刺作成
・横綱審議委員会審議委員会理念作成
私は横綱審議委員会審議委員ではありませんが、問3にだけコメントさせていただきたいと思います。
大雑把に言えば現在の番付下降制度と以前存在した公傷制度の折衷案です。具体的には幕内力士は半年休場しようと1年休場しようと幕下最下位よりは下降しない。十両力士は三段目最下位より下降しないようにするのです。
現在の制度の問題点は大怪我した関取が完全に怪我を治療し、負傷前の実力を取り戻そうとするとまず序の口、下手すれば番付外に落ちてしまいます。そこから十両に戻ろうとしたら「五場所連続全勝」して最短コースというとてつもない条件がかけられてしまいます。正直自分は関取としての実力を持つ力士には序の口、序二段での取り組みは無用だと考えています。
この「新公傷制度」を適用すれば無闇な休場は無く(誰だって三段目や幕下にはいきたくない)怪我を治すこともできずにだましだまし相撲をとり少しづつ、あるいは急速に実力を落とす力士を減らすことができます。(脊髄損傷のような致命的な怪我は駄目ですが、膝の靭帯損傷や肩の脱臼を繰り返し、癖になる、あるいは致命的な大怪我を誘発することは減らせると思います。)
実力さえあれば元幕内は最短2場所、元十両は3場所で関取に戻ってこれます。『しばらく幕下生活になっちゃうけど俺は怪我をしっかり治してまた上を目指す相撲をとりたいぜ!!』っていう力士は沢山でてくると思うんですよ。番付の現状維持や怪我の悪化を恐れてとる相撲より絶対内容がよくなると言い切れます。そもそも大関にだけ『カド番』という優遇制度があるのに(公傷が無くなった現在の相撲界ではハッキリ言って異質かつ異常な制度です)関脇以下の関取衆にだって幕下や三段目に据え置く優遇制度があったっていいじゃないですか。
やっと十両昇進したと思ったら大怪我をしてしまって序の口だか序二段からやりなおしになったアムールみたいな例はもう見たくありません。
>ムジナさん
コメントありがとうございます。
現状のシステムでは怪我をすると「ふりだしにもどる」
状態ですからね・・・
健康を保つこと、怪我と上手く付き合うことも
力士の素養となっており、怪我をしないことに対する
比重が大き過ぎるように感じています。
降格の下限を設定して、落ちるには落ちるけど
再起しやすいラインを設定するのは
現実的かつ可能なやり方だと思います。
下限のライン次第では「この程度の怪我なら出ておこう」
に出来るので、公傷の乱発は抑制可能かなと。
うーん。
なるほど。
面白いですね。
貴重なご意見ありがとうございました!