7月場所での稀勢の里の昇進の是非についてどう思うか。横綱審議委員会審議委員会としての回答。

すこし時間が空きましたが、
以前横綱審議委員会審議委員会としてテーマとして出した
稀勢の里横綱昇進の是非に関する質問について
審議委員の意見をまとめました。
まずは質問内容の振り返りです。
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◆問1:
稀勢の里が5月場所で13勝2敗だったことを受けて、
7月場所で14勝以上であれば、横綱推薦も有るとの
意見が出ています。これについて賛成ですか?反対ですか?
◆問2:
問1に賛成する理由、反対する理由を教えてください。
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これについては、賛成と反対と意見が別れました。
しかし、その理由の根底に有るものは同じです。
■総評
全員に共通して言えることは、
稀勢の里は逸材で有り、強くなって欲しい。
その上で横綱になるにしても成長は不可欠であるし、
今のままではいけない。
弱点を克服して横綱にふさわしい力士に成ってほしい。
と言うことでした。


■反対理由
弱い横綱が誕生しては稀勢の里が潰れてしまう、
横綱の権威が落ちてしまう、
そもそも今のままでは良くない、と言うのがその理由です。
□実力が伴わない状態で横綱に成る、
 稀勢の里を守るための意見
・短命になってしまうから。
・昇進時の成績が2場所連続優勝を満たしていないと
 厳しい目にさらされてしまうため。
□強くない横綱を認めたくない
・そもそも基準を満たしていない力士は横綱として認めたくない。
□現在の実力に疑問が残る
・大関昇進時もハードルが下げられてた。
 10勝5敗がいつもの力士を横綱に据えるのは疑問。
・先場所で琴奨菊に敗れたことで、実力に疑問符が付いてしまったため。
■賛成意見
決して今のままの実力を認めるのではなく、
あくまでも今場所で力を発揮する、今後横綱としてふさわしい実力を
身に付けることを条件としての賛成でした。
□今後の期待値を込めての昇進
・横綱に据えることで、成長を促す
□横綱にふさわしい成績で有ればOK。
・成績も、内容も先場所を越えていることが条件。
・全勝・14勝ならば認める
・基準を満たしていること(勝ち星のラインを満たす)が条件で認める
では、以下は各委員の反対と賛成の理由です。
■反対の理由:
・日馬富士のときも2場所連続全勝優勝したにも関わらず、
 その前の場所がハチナナだったから疑問が上がったぐらいだから
 全勝優勝以外で横綱昇進は認められない。(シバ様)
・1度も優勝してない横綱は認めません。
 琴欧州や把瑠都ですら優勝しています(めめ様)
・2差での13勝というのは、2場所前の成績としては物足りないと思います。
 千秋楽の負け方を見ても、あと2か月で力量・品格が抜群になるとは思えません。
 せめて今の2横綱と肩を並べる位の成績をコンスタントに出す実力が必要。
 
 大関に上げたときでさえ、直前が10勝5敗という甘々の推挙だったわけですから、
 横綱昇進は厳しく臨んでもらいたいと思っています。(柴田様)
・5月場所の千秋楽に負けてしまったからです。
 大関に昇進した時も、千秋楽に琴奨菊関に負けています。
 大関から横綱に昇進するのであれば、
 あの時との違いを見せなくてはならなかったと考えます。(A様)
・稀勢の里には横綱になることが終着点ではなく、5年、10年と綱を張り続けて欲しいと思うからです。
 白鵬は昇進が見送られた後の雌伏の期間中に、不振や怪我を乗り越えながら
 綱を張るにふさわしい力を身に付けていったと思います。
 横綱には誰もが納得する成績、13勝以上での連続優勝が必要だと思います。
 そうでなければ、横綱という地位を長く務めることは難しいでしょう。
 
 稀勢の里は横綱になって終わりではなく、その先があるはずです。
 稀勢の里の将来のためにも議論の余地がないほど、圧倒的な成績で横綱に昇進して欲しいと思います。(水谷様)
・まずは成績が今場所を除き10勝続きであること。
 これは腰高になれば負ける確率が高くなること、上位だけでなく特定の下位力士に負けている事が多いのが要因です。
 「相撲の象徴であり代表」である横綱が何年も特定の力士を苦手にし続けてはいけません。
 第二の理由は仮に横綱に昇進させて負けが込んだとして、守る者が存在するのか?という問題です。
 日馬富士が結果を出せず苦悩しているところに水を差すような発言をしている事を思うと、
 守る者はいないと考えておいたほうが良さそうです。(アンノウン様)
・横綱は番付の頂点であり、11勝しても批判されるような厳しい地位であり、「神」であります。
 その昇進条件を無碍に下げ、昇進させることは決して稀勢の里関の為にはならないと思います。
 無駄にアンチの反感を買う結果となってしまうことでしょう。
 白鵬関という伝説的な横綱が存在する以上、2場所連続の優勝は非常に難関です。
 だから、ある程度の条件緩和は認められると思います。
 ただし 、昇進前に最低1回以上の本場所優勝は、必ず果たさなければならないでしょう。(キサラギ様)
■賛成の理由:
・【地位が人をつくる】という格言もあります。
 綱を張ることで、強くならんかなー?とは期待したいところです。(幕下上位五番さま)
・14勝以上で優勝であれば。14でも優勝でなければ昇進は見送り。
 曖昧な発言はやめて、「とにかく14勝しても優勝でなければ駄目!」と公にすべき。(藤井様)
・ケアレスミスを無くし、白鵬を苦しめ、数多いる“苦手さん”を克服した上で、
 優勝同点以上なら有りだと思います。
 また、双羽黒の一件以来、「2場所連続優勝かそれに準ずる成績」の「それに準ずる成績」の部分が
死文化してしまっているようにすら思います。
 横綱昇進は、「連続優勝」という形だけではなく、「相撲内容」だって重要だと思います。(山崎様)
・優勝のプレッシャーを克服し、強い横綱になってほしい。
 全勝または14勝での優勝であれば、横綱に推挙されることに異論はありません。
 早く日本人横綱を! という期待が大きいのはわかりますが、
 やはり一度も幕内優勝の経験なしに横綱に推挙されるのはかなり抵抗があります。
 
 もしそうなれば、一部のマスコミや世間からは「大甘昇進」と叩かれ、
 稀勢の里自身もつらい思いをするだけで、心から納得した昇進にはならないと思います。
 昭和61年名古屋の北尾改め双羽黒のときは、①千代の富士の一人横綱であった、
 ②北尾を昇進させないと6大関となり番付のバランスが悪くなる、などの事情がありましたが、
 現在は2横綱が君臨しており、大関も4人であるため、横綱を急造する必然性はありません。(清水様)
今回は以上です。
公傷問題については、様々な意見が出ておりますので、
また別の枠で取りまとめた結果を報告します。
■参考情報:
横綱審議委員を名乗り、幕下評論家を名乗っているため、
自身の説明には責任を持ちたい、それなりの強さを見せたい、
という動機で1カ月に4キロ減量。そのために1日16キロランニング相当の
カロリーを消費する、という目標を立てましたが、無事達成しました。
体重:
62キロ⇒58キロ。
総運動量:
432キロ+68キロ(水泳8.5時間)=500キロ(達成)/480キロ(目標値)

7月場所での稀勢の里の昇進の是非についてどう思うか。横綱審議委員会審議委員会としての回答。” に対して1件のコメントがあります。

  1. ムジナ より:

     ダイエットお疲れ様です!そして1月で4キロも減量するなんてすごいですね!
     次回の北の湖部屋稽古見学時に大露羅さんにハグしてもらいましょうw

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