【相撲議論】白鵬の土俵入り。彼の特徴的な所作についてどう思うか。
白鵬が横綱になって久しい。
土俵上で傑出したパフォーマンスを見せ、
優勝回数32回にも手が届きそうな実績を残している。
また、朝青龍が大ヒールとして君臨する中、
本来の相撲の美を守る砦として立ち向かった。
そして何よりも、様々な問題で相撲界が揺れる最中
品格という言葉を体現してその威厳を守り抜いた。
白鵬によって相撲界は大いに救われ、
そして今もなおその存在が貢献する部分は大きい。
しかし、ひとつだけ彼に対して気になることが有る。
そう。
土俵入りである。
白鵬の土俵入りを思い出してほしい。
手首を返す動きが、彼独特のものなのだ。
普通は腕を伸ばした後、掌を外側に返すような
動きになるのだが、白鵬の場合はこれが異なる。
指先を鋭くし、「ピッ」と返す。
例えるならば、鳥の翼の動きである。
土俵入りというのは決められた動きが有り、
その一つ一つの所作に意味が込められている。
そもそもこの手首の動きの相違が土俵入りの
精神に合致しているか否かは分からない。
私のほうでも調べてはみたのだが、
結論は結局出なかった。
だから、とりあえず今は所作としてそもそもNGなのか、
という結論は出ないので、土俵入りのアレンジとして
その形の是非を考えていきたいと思う。
あれをアレンジとしてみなしてよいか。
私の周囲でも是非の別れるところである。
白鵬のバックグラウンドを反映させた、
日本の土俵入りにモンゴルのテイストを盛り込んだものだから
別にいいじゃないか。
むしろ、彼オリジナルのものとして受け入れればいいのでは?
という声も有る。
逆に、あれは不知火型の土俵入りとして邪道だし、
観ていて違和感が残る。
また、モンゴル的なテイストを加えること自体
アレンジとしておかしいのでは?
という声も有る。
良しにせよ、悪しにせよ、あの所作については
誰もが白鵬の土俵入りの一つの特徴として認識しており、
各々が独自の見解を持っている。
全ては個々人の美意識に依るところだが、
私はこれほどまでに土俵入りについて是非が
問われる存在を他に知らない。
ゴッホの絵が好きな人が居れば、嫌いな人も居る。
ビートルズの曲が好きな人が居れば、嫌いな人も居る。
今のところ、そういう対象なのではないかと思う。
だから、好き嫌いとして各自が各自の尺度で
語ればいいと私は考えている。
皆さんは、白鵬の土俵入りについてどう思いますか?
ご意見をお聞かせください。
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すごく気になっています。特に手のひらを返さないことと、左足のしこを踏む前の動きもすごくいい加減。土俵入りの「決め」の動作がなく、何というか勢いで土俵入りしている感じです。土俵入りは日馬富士の方がいいですね。ひとつひとつの動作にメリハリがあるというか、「決め」があっていいですね。文章では表現しづらいですが。某相撲評論家ほど土俵入りに対してうるさくいうつもりはないですが、それでも白鵬の土俵入りはいい加減すぎます。
私も全く同感です。他にもとても気になる所作があります。
柏手です。左右の手を合わせるのではなくて、上下に合わせていますね。
土俵入りも、神事ですので勝手なアレンジは、慎んで貰いたいものです。
四股は、きれいに踏めない人は、まぁ、仕方ないでしょう。
千代の富士や貴ノ花の四股はとても魅力的でしたね。
私も前から同じ事を思ってました。伝統は継承してほしいです。大山親方なら手を返す意味を説明してくれると思います
白鵬は様々な記録を塗り替え、また双葉山に肉薄する連勝を達成するなど、白鵬時代は明白だし、立派ですよね。
が故に、土俵入りのアレンジ?に繋がってしまったのか?
私の感じるのは白鵬のせり上がりは、長い腕、均整の取れた体格が相待って素晴らしいですが、四股の直前にグッと膝を曲げる所作。これに一番違和感を覚えますね。
今の白鵬に注意出来る存在はあるのでしょうか?かつての○青龍みたいな暴走が無ければ良いですが。
神事での所作の勝手なアレンジには、協会からしっかり注意すべきと思います。柏手も変ですよね。手の平を上下に合わせてる。気になって仕方ないです。
私も全く同感です。他にもとても気になる所作があります。
柏手です。左右の手を合わせるのではなくて、上下に合わせていますね。
土俵入りも、神事ですので勝手なアレンジは、慎んで貰いたいものです。
四股は、きれいに踏めない人は、まぁ、仕方ないでしょう。
千代の富士や貴ノ花の四股はとても魅力的でしたね。
あの所作、自分の中では「ピヨピヨ」という感じがしてなりません。横綱という風格を感じません。むしろ笑えちゃうくらいです。