相撲のフリーペーパーTSUNA主催のオフ会で、浪乃花さんに聞いて解明した相撲の謎。後編

相撲のフリーペーパー「TSUNA」主催のオフ会で
浪乃花さんの店「天海地」に行った時のこと。
リアルタイムで行われる相撲をテレビで見ながら
相撲談議に花を咲かせる一同。
その中で、浪乃花さんが気を遣ってくれたのか、
質問したことに誠実に答えてくれる。
四股の踏み方。
稀勢の里が妙義龍に2本差されても
いつの間にか有利な態勢になった理由。
おっつけの仕方。
ファンがあれこれ言うよりも、
元力士の方の一言で解決することも有る。
ふとその時、私の長年の疑問について
浪乃花さんに聞いてみたいと思った。
白鵬は、何故あの体格で自分よりも
大きな力士を相手に当たり負けないのか?


物理的に考えると、立ち合いの優劣は
スピード×体重 で決まる。
あの近距離の立ち合いで、180キロクラスのスピードと
150キロ前後の力士のスピードとでそこまで大きな違いは
生まれないはずだ。
となると、体重が多いほうが勝る。
というのが私の仮説である。
実際、NFLやラグビーに於いては基本的に
体格の良いものをぶつかり合うポジションに据えているのは
恐らくこれが理由なのだろう。
だが、白鵬はいつだって立ち合いで当たり負けない。
それどころか、立ち合いで圧倒的優位を作る。
これは一体何故なのか。
浪乃花さんに尋ねてみた。
すると、興味深い答えが返ってきた。
白鵬は、柔らかいのだ、と。
浪乃花さんの話を整理すると、
柔らかい力士と、硬い力士に大別される。
柔らかい力士は立ち合いなどでの
相手の当たりの推進力を吸収できる。
だが、硬いと相手の衝撃をモロに受けてしまう。
つまり、先ほどの立ち合いの優劣の公式については、
「柔らかさ」が分母になるわけだ。
ということは、ある程度動ける巨漢力士が
立ち合いで優位性を持つという仮説はここで崩れる。
柔らかさは天性のものなのか、
訓練によって鍛えられるものなのか。
それについては聞くことが出来なかった。
言われてみると最近の白鵬の相撲については
立ち合いで相手力士がぶつかった後でバランスを崩し、
あっさり決着するという光景をよく目にしてきた。
あれについてはかねがね疑問だったのだが、
この仮説を元にして考える。
相手力士は白鵬に当たり負けないために
自分に出来る最高の立ち合いをする。
だが、思った以上に白鵬に吸収されてしまうがために
想定しているのとは全く別の態勢になってしまう。
そのような経験が無いことから、気が付くと
バッタリと落ちてしまっている。
このような取組が多いのは、基本的には
白鵬との取組実績が少ない力士だと考えると、
これは一つの仮説として考えられる。
ちなみに白鵬以外に柔らかい力士は誰か?と尋ねたところ、
即答で返って来た名前が有る。
遠藤、である。
このような貴重な相撲談議が出来る店。
それが門前仲町の「天海地」。
皆さんも是非足を運んでいただければ、と思う。
「天海地」ウェブサイトはこちら。
http://www.namichan.jp/
◆案内
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