遠藤の新四股名が決定!「清水川」。この四股名が優れている理由とは?

今日の朝日新聞を皆さんはご覧になっただろうか。
ツイッターでも前日から話題になっていたのだが、
遂に遠藤の新しい四股名が明らかになった。
ただし、この四股名は小結に昇進してから名乗る、
という条件付きなので、来場所に、というわけではない。
当ブログでも遠藤の新四股名問題は
新十両の頃から議論の対象であり、
お褒めの言葉もお叱りの言葉も頂いてきた。
ごく単純に議論の論点を整理すると、
・改名の是非について
・大翔の是非について
・新しい四股名の候補について
ということである。
ちなみに先日当ブログでは読者の方の意見を集約した
記事を書いている。
【回答編】「遠藤の改名。あなたはどう考える?」皆様からの意見をまとめました。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/nihiljapk/article/397
中でも一番のポイントは大翔をどうするのかということだった。


部屋のこれまでの方針を考えれば大翔を付ける方向のはずだが、
改名がクローズアップされるに連れて
「遠藤に大翔はふさわしいのか?」という声が
上がる結果となった。
本来であれば十両昇進、幕内昇進というタイミングで改名
するのが自然な流れのはずだが、ここまで遠藤のまま来ることになった。
そして、遠藤という名前で世に知られる結果となった。
このまま遠藤である程度行くのか?
と思っていた矢先の記事だったので、私はこの知らせに面喰った。
そして、新たな四股名を見て、更に面喰うことになった。
遠藤の新四股名。
それは「清水川」である。
ご存知の方も居るかもしれないが、
清水川は1938年に追手風部屋を創設した、
追手風のゴッドファーザーであり、元大関である。
最近の四股名はこうした由緒正しいものを
採用することが大変少なく、
そして大翔のような部屋固有の冠を付ける傾向が
加速していたことから、私は議論を進めながらも
結局大翔に落ち着くと想像していた。
だから、大翔を諦めたことに対してまず驚いた。
ほぼすべての力士に大翔を付けていたのだから、
親方にとって大翔というのは非常に大事な名前のはずだ。
ということは、親方にとってもこれは一つの決断である。
そして、大翔を諦めた後で遠藤に相応しい名前を考えた結果、
部屋の歴史上最も大きな大義名分を持つ四股名に落ち着く結果となった。
どのような名前でも、既に遠藤という名前が浸透している今、
改名すれば誰もが納得ということは有り得ない。
だが、その名前にする理由に筋道が通っていれば
我々は納得するより他ない。
清水川は、追手風部屋という環境を考えると
最も多くの人間が納得出来る名前だったのではないかと思う。
名前はその人を指す記号に過ぎないのかもしれない。
だが、遠藤は大きくなりすぎた。
そして、彼の名前に対してあまりに多くの人が
思い入れを抱くようになってしまった。
清水川という名前は、遠藤の大きさに負けない名前だ。
そして、その名前を遠藤は背負うだけの理由も有る。
遠藤程の力士に成れば、賛否両論であっても
否の数が計り知れない。
そうした声が遠藤に対して良からぬ方向で
働くことも有る。
つまり、親方は清水川という名前を付けることによって
遠藤を守ったのである。
そして、親方自身も守られる結果となったのである。
私見だが、清水川という四股名はこのような理由から
数ある候補の中では最良の選択だったのではないかと思う。
親方は様々な葛藤が有ったと思う。
納得できないことも有ったと思う。
しかし、誰もが傷つかない結論にたどり着き、
決断できたことは凄いことだと思う。
まずは清水川を襲名する日を、私は楽しみにしたい。
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遠藤の新四股名が決定!「清水川」。この四股名が優れている理由とは?” に対して1件のコメントがあります。

  1. 遠藤からの川端 より:

    清水川、いいと思います。
    先代の悲願であるということですから、これもまた現親方が守られる一因となるでしょう。
    歌右衛門が福助を襲名する。三枝が文枝を襲名する。名跡を継ぐということはその世界を背負うという覚悟の必要なものでしょう。清水川はそこまでの大名跡ってわけではないでしょうが、相撲界が日本的な文化の上に成り立っているということを改めて考える為にも面白い選択だと思います。
    遠藤以外にもこういう名跡を継げるような力士が現れることを期待したいですね。

  2. ツルピカ山 より:

    輪島と同様、遠藤のままでいいよ。
    なにもわざわざ
    今どき誰も知らない大関どまりの力士の名前を付けなくてもいいのにな。

  3. sensho より:

    私は「清水川関」について知りませんでしたが、そのような由緒ある名前を背負える器、また歴史を体現できる器、という師や周囲から期待されていることが、改めてよくわかりました。
    でも折角なら。じっくりと地力をつけて、少なくとも先代と同じ「大関」昇進を機に、という気も少しします(苦笑)

  4. ういろう より:

    清水川とは、正直驚きました。
    「追手風の祖」であることはもちろんですが、挫折(相撲でも、人生でも)を乗り越えて、名大関の名を勝ち取った力士です。
    春場所はおそらく、遠藤にとっても土俵人生の中で壁に突き当たらざるを得ないことになると思いますが、そこを突き抜けた時に、《清水川》の四股名がよく似合う力士になるのだろうと思います。
    閑話休題。
    自分が知らないから「誰も知らない」と思うのは、ただの視野の狭さ。《大関・清水川》の物語が角界と好角家に残したものは、凡庸な横綱を上回るものであったはずなのですがねえ。

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