オピニオンサイト政経電論に「米トランプ大統領を大相撲観戦させるのが最高の外交(もてなし)になる理由」という記事を寄稿しました。

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アンチトランプが大相撲観戦をダシに相撲ファンに寄り添うことへの怒り

オピニオンサイト政経電論に「米トランプ大統領を大相撲観戦させるのが最高の外交(もてなし)になる理由」という記事を寄稿した。

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トランプ大統領の来日と大相撲観戦は非常に大きな関心を集めている。今日も相撲中継中に来日がニュース速報で報じられたほどだ。令和初の国賓ということもあり、また、日本にとって極めて重要な国であることを考慮するとそれは当然のことだろう。

観戦に際して様々なイレギュラーが発生しており、怒る人も大勢いる。正面の升席を販売しないなんて、大相撲観戦を楽しみにしている人を馬鹿にしている、とか湯呑や急須を出せないなんて、茶屋が気の毒だ、という調子である。しかも、それは普段相撲など見ない者たちによる怒りと同情である。

いや、ちょっと待ってくれ。

大相撲が不祥事を起こしたときに、あなたたちは何を言ったか覚えているだろうか。私は忘れない。こんな変われない組織や大相撲なんてなくなれば良いのに、と。

自分が嫌いな人を批判するためのダシに大相撲を使うのは本当にやめてくれ。あの不祥事の時は批判の対象が大相撲だった。そして、相撲協会という、旧態依然とした組織だった。その組織を叩くために、相撲ファンまで叩き、大相撲を亡き者にしようとしたことを私は忘れない。そんな「にわかアンチ相撲ファン」たちに私は同情などされたくないのだ。

にわかアンチが叩きたいのは今はトランプ大統領だから、相撲ファンに寄り添っている。ただそれだけのことだ。芸能人の大麻逮捕とか、ライトに叩けるもので良いではないか。そういう人たちに大相撲を荒らされたくない。ただそれだけだ。

にわかアンチ相撲ファンの興味を逆用して、大相撲の魅力を語るというトラップ

トランプ叩き・安倍叩きのダシに大相撲を使われたことに私は憤っている。ならば、せっかく大相撲が話題になっているし、トランプ大統領が来るのだから、どんな人間であろうとも大相撲という競技を楽しんでもらえればそれが良いではないか。

ここまで大相撲が悪い方向ではなく話題になることはあまりない。正直なところ私がラジオやテレビに呼ばれるのは、不祥事の時ばかりである。大関昇進や若手の台頭のようなニュースは世間に刺さりづらい。

そこで私は、大相撲がいかに多くの人に楽しんでもらえるものなのか、そしてトランプ大統領との親和性が高いものであるか?を記事にして訴えることにした。こうすれば、相撲ファンも楽しい、トランプ大統領も楽しい、そして、相撲ファンでない人も新たな魅力に気づけるかもしれない。

ならば今度は注目度をダシに、大相撲の話をしてやろうではないか。トランプ大統領の悪口を言いたい人がその手の記事だと思って読んだら、実は大相撲の話をしているだけじゃないか!というトラップにはめてしまえば良いではないか。要するに、彼らと同じことをしてやろう。

そんなわけで、トランプ大統領大相撲観戦という一大イベントに際して、大相撲の魅力について、全く興味がない人向けに記事にした。ざまぁみろ、である。

お知らせ

6月8日18時30分より、すみだ産業会館でトークライブを開催します。

今回のテーマは「令和の大相撲」です。平成の31年で大相撲はどう変わり、新しい時代にはどうなっていくのか?既に決まり手や学歴、外国人力士の傾向が劇的に変化しており、新たな時代の新たな大相撲が始まりつつあります。これを西尾横尾の2人でデータを使いながら語っていこうと思います。

なお、ゲストは服部桜チャンネルさんをお招きし、服部桜を応援することについてお話いただきます。2年近いキャリアの中で、100を超える敗戦と、たった3つの白星。弱いけど、志が高い、頑張ってる。そんなありきたりな言葉だけでは語れない、名誉ある最弱力士という、令和の新概念に迫ります。

ライブの詳細と予約サイトはこちら。

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