大谷翔平のメジャーリーグ・国内球団の2択に見る、アマチュア力士の運命を分ける2択とは?前篇

花巻東高校の大谷翔平が、日本ハム入団表明した。
高校球界のスターが日本球界を経由せずに
メジャーリーグ球団に入団する、という事例は前代未聞で
それ故に注目が集まっているいたのだが、
日本ハムの強行指名、そして彼らの説得によって
翻意する形になった。
この決定については賛否両論有る。
当然のことだ。
日本球界を蔑ろにしている、という批判については
今回の場合は議論の対象にはならないので
それを扱っているブログでコメントをしていただきたい。
日本球界とメジャーリーグのどちらに入るのが
選手として是なのか、という点こそが
今後の高校球児が進路を選択する上で大変重要な点である。
そしてそれこそが、大谷がメジャーリーグではなく
日本球界を選択するに至った理由である。


新聞紙上では国内球団を経ずにメジャーリーグに挑戦した
韓国の高校生の中で成功事例が無い、という
要因が大きく取り上げられていた。
つまり、日本球界で基礎を固めた上で移籍する方が
日本人としてメジャーリーグで成功するには安全、
ということだ。
確かに誰もが通ったことの無い道というのは
常にリスクが付きまとい、全てを本人の思考錯誤で
克服していくよりほかない。
ましてや高校生が海外で生活するということ自体
とんでもない環境変化であり、
言葉や生活スタイル、文化の違いすらも
選手としてはノイズになることが想定される。
その上で野球に於いても練習環境や
野球文化の違いについても存在する。
この部分は日本球界を経て移籍する選手も
越えねばならない壁で、ここに適応できないが故に
日本に帰国した超一流選手も少なくない。
乗り越えなければならない壁が無数に存在し
何かに躓くとメジャーリーグで成功する上で
致命傷に成りかねない。
しかし、日本球界を経ているからこそ
発生する障壁も存在する。
あくまでも私の理解なのだが、日本球界を経てしまうと
野球文化の違いに100%適応し切れない結果になる、
ということである。
人工芝から天然芝への適応、
日本語でのコミュニケーションに慣れ親しんだが故の
英会話の難しさ、
メジャーリーグ公式球への順応、
外に広いストライクゾーンを味方に付けること、
ムーブ系のボールを捉える・操ること。
日本球界を経ることによって日本球界としての強み、
つまりは献身的な姿勢やスプリッターなどメジャーリーグでは
希少価値のある変化球を武器として生きていく方向を
模索することになるのだが、
文化の違いは結局克服し切れないため、
私達が本来彼らに期待するような、
毎年オールスターに出場したりタイトルを争うような
超一流選手には成れない、というのが私の結論である。
日本球界で経験を積んだが故に
メジャー移籍後にこれらに適応できなくなる、
という事例は枚挙に暇が無い。
あの松坂大輔や松井稼頭央、
全盛期の中村紀洋ですらこれらの要素で躓き
当初の期待からかけ離れた結果で終わっている。
怪物と謳われ、日本球界で数々の伝説を
生み出した彼らがメジャーリーグへの移籍が遅かったが為に
実力を発揮しきれないからこそ、
私個人としては大谷が直接メジャーリーグを
目指すという判断をした際にとても興奮した。
日本球界を経由すれば、確かにメジャーリーグで
通用する程度の実力は付くかもしれない。
ただ、超一流になるには日本球界での10年間が
足枷になることもまた、事実なのである。
これらの問題を解決する手段こそが、
日本球界とメジャーリーグの差異を最初から無くすこと、
つまり、メジャーリーグに直接挑戦することなのだと
私は解釈している。
ハイリスクハイリターンなのが、直接メジャー。
ローリスクローリターンなのが、国内経由。
さてこの2択なのだが、相撲ファンとして
実に酷似した事例が有ることに気づいた。
後篇に続く。

大谷翔平のメジャーリーグ・国内球団の2択に見る、アマチュア力士の運命を分ける2択とは?前篇” に対して 2 件のコメントがあります

  1. 一野球ファン より:

    まわりがそんな弱気な事言ってないで、
    ローリスク、ハイリターンを目指す人を応援しましょうよ!
    どんなスポーツにせよ、
    周りの人間は、応援するしかないのだから。
    でも、あーだこーだ考えるのもスポーツの楽しみ方の一つなんでしょうね。あくまでも個人的に。

  2. search より:

    私も昼にネットのニュースから感じたのですが、日本のプロ野球は、付出力士の集まり。メジャーというかアメリカは序の口から取る人の集まり。そんな印象を受けました。

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