スノーボードハープパイプと相撲。万人に理解されにくい競技の難しさを、オリンピック開幕を機に考える。

ソチオリンピックが開幕した。
ジャンプやフィギュアスケートが
ニュースで取り上げられる時間が多いが
個人的に興味深く見ているのが、スノーボードハーフパイプである。
競技のエンターテイメント性もさることながら、
選手のキャラクターやファッションが非常に独特で
アスリートというよりは別の何かとして
捉えられるところに独自性を感じるのだ。
ストイックを前面に出さず、与えられた場で
プロとしての姿を見せる。
だが、そういうキャラクターは従来のアスリートに対して
世間一般が求めるイメージ像とは異なるので、
かなりの割合で存在していることも事実だ。
それ故に彼らがアスリート然としない姿を見せた際に
大変な批判に晒される。
4年前の腰パン騒動というのはつまり、そういうことなのだ。
競技に対して快く思っていない人たちは、
彼らを嫌う理由を探している。
そして、何かネガティブな話題が出てきたときに
正論を振りかざして自分の感性を正当化する。
さて、私がスノーボードハーフパイプに対して興味を抱いたのは、
競技としての性格と、批判されている傾向が
私のフィールドたる相撲によく似ていると感じたからだ。


言葉を選ばずに言うと、スノーボードというのは
茶髪ピアス髪は伸ばし放題でだらしない。
空中でぐるぐる回ってるだけで何が凄いのかもよく分からない。
そして、謙虚という言葉が全く感じられない
世の中を舐めたような態度が鼻に付く連中。
そして相撲については、裸の肥満児が
チョンマゲにフンドシしめて
円の中で抱き合っている。
しかも少し前に八百長だのかわいがりだの
色々問題を起こした連中。
ネガティブな受け止め方を文字に起こすと
こんなにも酷い文章になるのかと自分でも驚く。
だが哀しいかな、スノーボードも相撲も
理解が無い側からするとこういうことなのだ。
私が言いたいのはつまり、どんなに努力しても
どちらも100人中100人に対して理解を得られないということ。
故に報道側にも、残念ながらリスペクトを感じない
伝え方をする方が居る。
腰パン騒動については物議が別れるのは分かる。
だが、報道側に彼に対するリスペクトが有れば
もう少し異なる伝え方が有ったはずで、
ここまでの騒ぎに発展しなかったはずなのである。
それは、朝青龍が負けた時に「天誅」と書いたメディアが
居たことを知る相撲ファンだからこそ、分かることだ。
だが、相撲はまだいい。
元々競技として非常に分かりやすい上に
場所の度にNHKでの中継が有る。そしてニュース報道も有る。
その上国技という看板によって、理解される土壌は有るからだ。
スノーボードは、そうはいかない。
彼らが理解を得られるチャンスは、4年に1度しか無い。
そしてそれは惨敗の歴史である。
惨敗は腰パンやメロラップを更にピエロに仕立て上げる。
高校野球の美をアスリートの美として捉える現在の報道姿勢や
観る側の意識を変えるためには、
それとも我々が黙る結果を出すしかない。
または、謙虚でまじめな丸坊主の精悍なスターが出現するまで
待ち続けるしかない。有り得ないことだが。
だから、今なのだ。
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※02/17:
国営放送⇒NHKに訂正しました。
ご指摘ありがとうございました。

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