マクドナルドと過去の大相撲の不祥事。未来のために不祥事そのものが問題の本質ではない理由を考える。

マクドナルドで不祥事が相次いでる。
ビニールに始まり、歯が入っていたり、今度は発泡スチロール。
報道を追い切れないほど、とにかく色々と起きている。
この問題をけしからん!と言うことは当ブログの役目ではないので
そうしたメッタ斬りについてご期待の方は別のサイトをご覧いただきたい。
だが、混入問題自体はマクドナルド以降に別の会社でも発覚している。
それは連日の報道を見れば分かることだ。
マクドナルドと他社を分けたものは何か。
何故ここまで問題が大きくなったのかと言えば、
普段の対応の中でアンチを生み出してしまったことではないかと思う。
メニューの撤去。
チキンナゲット問題。
Sサイズのみのポテト販売。
この1年程度を考えてみても、多くのことが起きている。
これは信頼を失墜した先で、更に起こった不祥事なのである。
消費者がイライラとヘイトを募らせた矢先に、
更に燃料が投下されたということである。
問題を起こしていない企業であれば、ここまで問題にはならなかっただろう。
これは、混入問題だけが問題なのではない。
ここまでの歴史にこそ問題が有るのではないかと私は思う。
考えてみると、数年前の大相撲も同じ問題を抱えていた。
朝青龍の数々の不祥事。
野球賭博問題。
大麻問題。
極めつけの、八百長問題。
一番の事件は八百長問題だったが、考えてみると
八百長問題自体は数十年前から幾度となく論じられてきたことであり、
それだけが引き金になったとは言い難い。
そこに至るまでの数年、不祥事があまりに多く、
ファンの心が相撲から離れてしまった。
それだけではない。
2000年以降の大きな傾向として責められる企業や有名人が
徹底的に叩かれるということが挙げられるのだが、
大相撲はこの時、そういう類の注目を集めてしまった。
もう、どん底に落ちることでしか再生できなかったのだ。
普段からファンや世間との信頼関係が出来ていれば、
一つの不祥事が引き金で崩壊を招くことは無い。
良い感情を抱いていれば、多少の何かが起きても
「まあええじゃないか」で済まされることになる。
去年の正月に幕下力士が暴れて逮捕された時、
報道はされたもののかつてのような騒ぎにならなかったのは
つまりこういうことである。
勿論不祥事は起こしてはならない。
だが、不祥事が起きた後でどのように感じるかは
普段の信頼関係次第だということは強調しておきたいと思う。
冬の時代は過去のものとなり、
初場所は15日連続満員御礼がほぼ確定している大相撲。
人気の回復の陰で力士も、親方も、協会も不断の努力をしている。
だが大相撲が存在する限り、この努力を止めてはならないのだ。
努力を怠った時、ファンと大相撲との信頼関係が崩れる。
そしてその先で大きな不祥事が起きると、
冬の時代に逆戻りすることになる。
この繁栄の礎には、先人の犠牲が有る。
そう。
功労者でありながら角界を去った人々だ。
歴史は繰り返すが、繰り返してはならないことが有る。
マクドナルドの報道を見ながら、
大相撲のことを思わずには居られない私なのである。
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