【ニュース】大相撲秋場所 新番付発表
秋場所に向け、新番付が発表された。
日本人大関・横綱が居ないのは
曙・小錦(現:KONISHIKI)の2大関だった
1993年以来であるらしい。
「小錦」と入力するのに「ちいさい」「にしき」と
打った後で送り仮名を消さなければならないという、
文字変換してくれないところに時代の流れを感じた次第で、
また日本人の有力力士が育たないところにも
かなり思うところは有るのだが、
それほどレベルの高い外国人力士が居ることの
裏返しでもあるので、そこはあまり言及しないでおく。
むしろ私が注目したのは、新入幕である。
今場所の新入幕は3人。
そう。
舛ノ山、芳東、隆の山である。
とはいえ、私は卑しくも幕下相撲評論家を自称し、
世間的に知られていないであろう
幕下相撲について啓蒙する立場である。
つまり、彼らは既に幕下を卒業した立場であり、
言い換えれば既に私の手を離れていった
卒業生的立場なのである。
私はかなり一方的に彼らを卒業生と評したが、
これは私目線で言わせてもらうと、
舛ノ山と芳東というのは、実はあまり
幕下マニアの心を捉える存在ではないのだ。
舛ノ山は約2年幕下に在籍しているが、
14場所の中で4回しか負け越しておらず、
確かに幕下での下積みを経ているとはいえ
どちらかというと中卒のエリートが
割とスンナリ通過したイメージなのである。
芳東については、これはあくまで私のイメージなのだが、
幕下に在籍していた印象があまり無い。
というのも私の好きな幕下とは
10枚目以下の荒削りな連中であり、
彼のように幕下1ケタの番付をうろつく存在、
これを私はシングルプレーヤーと勝手に
呼んでいるのだが、十両と幕下のギリギリのラインで
攻防している芳東はあまり見ていないというのが
実情なのである。
そして翻って隆の山。
チェコ出身。
幕下歴7年。
うすらハゲ。
彼こそが正に私が見続けてきた幕下相撲を
体現する存在であり、彼が入幕するということで
その型破りさがメジャーになることを想像すると
万感の思いなのである。
続く。
こんばんわ
一番ビックリしたのが「うすらハゲ」という言葉がスポナビでOKだった事かも^^
>シングルプレーヤー
狭い世界の中でもエリートに思われる存在もいるって事なんでしょうか。十代の頃、知り合いがやってた珍走団に少し歴史に詳しい(多分シュミレーションゲームの影響)奴がいてメンバーから「軍師」と呼ばれてたのを思い出しました~