いつみても波乱万丈。

珍名と言うだけでなく、実は元学生横綱という
輝かしい経歴を持つ吐合。
学生横綱であれば、「幕下15枚目格付出」と言って、
本来序の口から下積みをしなくてはならないところを
相撲の世界では一人前たる十両にほぼ手が届く位置からの
スタートで良い特権を得ていたわけである。
そう。
吐合は特権階級だったのだ。


入門したての新弟子にありがちな
泣きながら股割りをしたり、
ほぼ具の無いちゃんこを汁だけで喰ったりという
ヒエラルキーの最下層としての苦労を
回避出来るのである。
そもそも学生横綱としての下地があれば
かなりの割合ですぐさま十両から幕内に歩を進め、
人気力士としての地位を確立することになる。
過去30年で学生横綱を経験後、
各界入りした者が18名(キャリアが短いため
過去4年は対象外とする)存在するのだが、
十両に昇進した者は16名。
このことから言えるのは、学生横綱経験者というのは
一人前の相撲取りだということである。
ちなみに我が母校(某大学)にも相撲部は存在していた。
通常は授業に全く来ないのだが、
テストになると部員全員が講堂の最前列に座り、教授に
「自分達相撲部なんで…」
と言えばテストに回答しなくても単位が貰えるという
特権を有していたのである。
そんな彼らの素敵なエピソードを踏まえ、
私たち一般の生徒は彼らを相撲部のことを「相撲部」略して
モー部
と呼んで敬愛していたものである。
しかし、ここで一つ衝撃的な事実を説明しなくてはならない。
そう。
吐合は、十両未経験なのである。
何故吐合は18名中2名の貧乏くじを引いてしまったのか?
続く。

いつみても波乱万丈。” に対して1件のコメントがあります。

  1. 夕焼け より:

    こんにちは
    スポナビ+はスパム規制が兎に角厳しいですよ。
    「え?これも駄目なの?」
    という単語もあります。スポナビ+のブログは「ブログ」ではなく「記事」扱いされてるのかも知れません。僕の仕事場ではヤフーブログやアメーバブログは「伝言板」というカテゴリに属していて全く閲覧出来ないんですよねぇ。しかしスポーツナビは読めるし、コメントも書き込めます。
    吐合の真実が徐々に解き明かされるんですね・・・(しみじみ)
    一体何故人々は吐合を追い求めるのか。
    そして吐合は世の中に何を訴えかけているのか。
    そもそも吐合とは何なのか?
    僕も追っていきたいと思います!

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