2016年9月23日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 個性派列伝 里山の告白。理想の相撲と、潜る相撲の狭間で。 里山が十両の中位で苦戦している。 西十両9枚目での3勝9敗は、来場所十両の地位を保証するのに十分なものではない。残り3日間次第では4年間守り続けた関取の座を失いかねない。4場所連続の負け越しが決まった今、里山の目標は十両 […]
2016年9月3日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 個性派列伝 生きろ。時天空。 時天空、引退。 昭和54年世代の彼が引退することは驚くことではない。現役中に癌という病を背負い、続行不能になったこと。それが大変なことなのだと思う。 考えてみると現役中に病に倒れ、引退に追い込まれた力士は過去にも居た。そ […]
2016年5月13日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 個性派列伝 里山の言葉に思う。全ての力士が弱さと闘うからこそ、相撲は面白い。 「考えることが有るんですよ。『もし自分が負けたら相手が上っていけるんだろうなぁ』って。」 1年半前、錦糸町でそう語った力士が居た。 彼の名は、里山浩作。 ここ数年は十両を主戦場にするベテラン力士である。 34歳の彼のこの […]
2015年11月20日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 個性派列伝 北の湖理事長死去。「江川ピーマン北の湖」とは異なる、愛すべき理事長の素顔を悼む。 北の湖理事長が亡くなった。 吐合さんを通じて北の湖部屋に足を運び、稽古を何度か見せて頂いたことが有る。素晴らしい力士に囲まれ、相撲部屋はアスリートを集める場所ではなく、人を育てるための場所なのだと知ることが出来た。私は北 […]
2015年5月13日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 個性派列伝 「マツコ&有吉の怒り新党」で紹介された、トリックスター:宇良。元学生横綱に勝利した彼が見せた、大相撲に於ける可能性とは? 関西学院大学から入門した宇良が、序ノ口で大輝を撃破した。 ご存知の方も多いと思うが、宇良とは昨年トリッキーな取り口で「マツコ&有吉の怒り新党」で取り上げられた力士である。 居反り。 伝え反り。 背中に相手を置き、 […]
2015年1月22日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 個性派列伝 持っている奴に持ってない奴がたまには勝つ。石浦が、レベルが急上昇する幕下上位で勝ち続ける凄さを今語る。 石浦が6連勝で、幕下優勝に王手を掛けた。 場所前に幕下上位のレベルが飛躍的に向上している、 という話をしたのだが、 現在幕下上位には叩き上げの力士と、学生相撲出身力士、 そして幕下十両のボーダーラインに位置する力士と 怪 […]
2014年7月15日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 個性派列伝 大砂嵐は、白鵬相手でもカチ上げを喰らわせるのだろうか。遠慮のない姿勢が切り開く、大相撲の近未来とは? 昨日の記事の中で、幕内の競争が激化しているという話をした。 かつて幕内下位に居た力士がコンディションに 差が無いにも関わらず番付を落している実情が有る。 それは結局、上位に実力者が増えているからであり 彼らはその煽りを受 […]
2014年5月11日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 個性派列伝 遠藤を超えた、若き小結。千代鳳には人生を懸けた一番を戦い抜いた、叩き上げとしての強さが有る。 千代鳳が、今場所遂に小結に昇進した。 小結と言うと、凄さが伝わりにくいかもしれない。 番付運によって昇進する力士も居るし、 今一つ印象に残っていない親方であっても最高位が 小結や関脇ということはよく有る。 しかし、考えて […]
2014年3月15日 / 最終更新日時 : 2014年3月15日 makushitasumo 個性派列伝 幕下上位で旋風を巻き起こす超新星・堀切。高校球児にも通じる、明日なき全力投球の闘い。 19歳の堀切が、幕下上位でも結果を残している。 高校卒業後、序ノ口で6勝1敗、序二段・三段目で優勝。 この成績だけでも十分に彼が逸材であることを物語っている。 三段目の上位で優勝したことから、 堀切は今場所西幕下13枚目 […]
2014年3月10日 / 最終更新日時 : 2014年3月10日 makushitasumo 個性派列伝 巨漢力士なのに「伝わる」、稀有な力士。千代鳳の魅力について考える。 初日は仕事が21時までだったことから、 幕下からの取組を録画映像でチェックした。 慣れないブルーレイレコーダーの操作に悪戦苦闘しながら 1時間半を掛けて粗方目を通す。 相撲の有る2週間は至福の時だと改めて感じながら 今日 […]