2017年3月15日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 外国人力士 4年前の絶望と、初金星の物足りなさ。蒼国来の可能性は、無限だ。 もう、やめた方がいい。 いや、もう見たくない。 しかし、続けねばならない。 そして私は、これを見届けねばならない。 4年前の稽古総見。大人と子供かと思うほど、彼らの差は歴然としていた。いや、大人と子供というのは例えではな […]
2016年1月28日 / 最終更新日時 : 2016年1月28日 makushitasumo 外国人力士 逸ノ城低迷の一因は、上位力士の適応力である。 自分の間合いに入れない。 相手を捕まえられない。 速い動きに対応出来ない。 攻められて軸が残せない。 そして、土俵際でも全く残せない。 この無い無い尽しの相撲を初場所何度目撃しただろうか。もしかすると私は琴奨菊の優勝より […]
2015年5月10日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 外国人力士 逸ノ城の白鵬撃破。成功体験という名のメッセージを如何に受け止めるかが、今後の鍵を握る理由とは? 逸ノ城が白鵬を撃破した。 仕事が終わった後でTwitterを見て、我が目を疑った。34回の優勝を誇り、且つ序盤に絶対の強さを見せる白鵬が負けたことは確かに想定していなかったのだが、それ以上に大きな意味を持っていたことが有 […]
2014年9月27日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 外国人力士 変化に対する喜びと、戸惑いと。逸ノ城の9月革命を、我々はどのように捉えるべきなのか。 振り返ってみると、ひょっとしたら過大評価なのかもしれない。 12日間の取組をおさらいしてみた。 軒並み相手に先手を取られているではないか。 立ち遅れる。 圧力を受ける。 押し込まれて徳俵に足が掛かる。 本来ならば、負けの […]
2014年9月17日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 外国人力士 蒙古襲来。逸ノ城は大相撲を破壊する革命者なのか。栃煌山と松鳳山を止めた理不尽な強さが齎す、畏怖の念とは? 照ノ富士が上位でインパクトを残す中、 幕内中位では連日我々に新鮮な驚きを与える存在が居る。 逸ノ城だ。 昨年のアマチュア横綱は、今年の力士名鑑が発売された当初は 丸坊主が初々しかった。 部屋頭が三段目の湊部屋を選んだこと […]
2014年9月15日 / 最終更新日時 : 2014年9月15日 makushitasumo 外国人力士 変化で見せた、新世代の旗手たる矜持。照ノ富士がこじ開ける、一寸先は闇の9月場所とは? 照ノ富士が琴奨菊を下した。 驚くべきはその内容。 大関との初対戦で、事も有ろうに変化しての勝利。 変化というのは2種類有る。 変化してしまったパターンと、 意志を持って変化したパターンである。 前者は逃げの、後者は攻めの […]
2014年7月28日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 外国人力士 長期欠場で再起を図る「栃ノ心」という選択肢。怪我と付き合うのではなく治す選択肢が見せる、大いなる可能性。 栃ノ心が、幕内下位で無敵の快進撃を見せている。 私の知っている栃ノ心は東欧系力士に有りがちな 格下の力士には滅法強いが、同格から格上に対しては どこか淡泊な相撲を取るような、そういう印象の力士だった。 相撲のタイプは異な […]
2014年7月14日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 外国人力士 照ノ富士は、モンゴル人力士としては新種である。モンゴルからの直接入門力士と、高校相撲出身者の強みと弱みを考える。 照ノ富士が凄い内容の相撲を見せている。 遠藤を相手に攻めを封じ、攻防の末に上手を掴み、 土俵の外に追いやる。 上位との対戦でも対応力を見せてきた遠藤に対して 身体能力だけでなく相撲を取って、相撲で勝った。 上手が入れば、 […]
2014年3月20日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 外国人力士 大砂嵐が好調な一因は、土俵経験の少なさ。予測不能な相撲のメリットと、今後を左右するデメリット。 大砂嵐が4連勝と好調である。 私が初めて稽古見学した際に、北の湖部屋で異彩を放っていたのが 当時幕下の大砂嵐だった。 幕下なのに、北太樹・鳰の湖・北はり磨との申し合いに加わり、 この3名を圧倒する場面も随所に見せていたの […]
2013年10月31日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 外国人力士 大砂嵐新入幕。これまでの外国人力士に見られた不安要素を、彼は乗り越えられるのか? 新番付が先日発表された。 ここから数字は番付に関する話題を記事にしていきたい。 今回の番付で気になる点は幾つかある。 まずは大砂嵐の新入幕だ。 5月場所前に北の湖部屋に見学に行った際は まだ幕下だった彼が、鳰の湖も北はり […]