2017年1月9日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 白鵬 今、白鵬をどう捉えるべきなのか。 横綱:白鵬。 大相撲の顔にして第一人者。そして、大相撲の信頼が揺らいだあの時期に、大相撲を守り抜いた大恩人。それが、モンゴル出身のこの稀代の大横綱だ。 大き過ぎる白鵬。それ故に永くアンタッチャブルな存在であり続けた。良く […]
2016年11月16日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 白鵬 白鵬1000勝が教えてくれたこと。記録に残る力士は、記憶にも残る力士である。 1000勝。 関取で11年、全勝しても990勝。 理屈の上では12年で達成できる記録だが、勿論そんなに簡単な訳が無い。最初から突き抜けた実力の力士など居ない。誰しもどこかで壁に当たり、番付が停滞したり、場合によっては大き […]
2016年9月9日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 白鵬 拝啓 白鵬 翔 様(平成28年9月) 拝啓 白鵬 翔 様 この書き出しで始まる手紙を書くのはこれが2回目です。初めての時は、大変怒られた覚えが有ります。あれももう、1年前のことです。 今場所の休場という決断、驚きました。何しろ横綱が昇進してから場所前にそのよ […]
2016年7月24日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 白鵬 千秋楽の白鵬日馬富士戦で、白鵬コールをしてはならない理由。 千秋楽。 稀勢の里に1つの差を付けて、日馬富士が白鵬に臨む。 日馬富士と白鵬はここ数年かなりの割合で白鵬がトップを走っている場合は白鵬が、日馬富士がトップの場合が日馬富士が勝つという流れが有った。単にこれは調子の良い方が […]
2016年7月19日 / 最終更新日時 : 2016年7月19日 makushitasumo 白鵬 白鵬の凄さは、敗れる姿も理解不能な点に有り。 大相撲夏場所9日目、白鵬が敗れた。 会心の勝利ならば、大横綱を超えたことに興奮する。 そして、やらかしての敗戦であれば驚く。 しかし最近の白鵬が敗れると、呆気に取られるのである。 ふわっと立った立合の意味も分からない。最 […]
2016年4月1日 / 最終更新日時 : 2016年4月1日 makushitasumo 白鵬 白鵬にとっての「5つの不幸」を振り返る。 私は今、白鵬の置かれた状況を残念に思っている。 2011年の頃、確かに相撲ファンと白鵬は同じ方向を向いていた。相撲界の危機的状況を憂い、相撲の在るべき姿を体現してほしいという想いに飢えていた。そして、白鵬はおおよそ考えら […]
2016年3月31日 / 最終更新日時 : 2016年3月31日 makushitasumo 白鵬 白鵬への批判が、差別意識に基づくものではない理由。 白鵬の千秋楽の変化に対する是非について、論点が変化してきている。 当初は優勝の懸かった一番が呆気ない形で終わったことによる是非だった。問題は至ってシンプルで、期待していた好取組がつまらない形で終わってしまったこと。そして […]
2016年1月27日 / 最終更新日時 : 2016年1月27日 makushitasumo 白鵬 我々は、白鵬を批判してはならないのだろうか。 稀勢の里に左手を宛がい、押し出された。 日馬富士相手に、見どころなく完敗した。 これは14日目と15日目の出来事である。 優勝争いがクライマックスを迎えるところで、その一角を成していた白鵬は精彩を欠き、脱落した。琴奨菊は […]
2016年1月23日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 白鵬 白鵬よ、あの立合の意図を説明してくれ。 何が起きたか分からなかった。 呆気に取られたというべきだと思う。 言うまでもなく、今日の白鵬稀勢の里戦のことだ。 痛めている左手を出す。 稀勢の里に詰め寄られる。 そのまま土俵を割る。 それだけの一番だった。 どう解釈す […]
2016年1月19日 / 最終更新日時 : 2016年1月19日 makushitasumo 白鵬 この日の白鵬はブーイングされるべきではない。だが、大相撲を守り続けた大横綱に求められる相撲ではなかった。 あれは、変化ではない。 現場に居た私は思った。白鵬は立合で栃煌山の動きを見て、身体を開いた。そして栃煌山は、その動きに対応できずに落ちた。ただそれだけの一番だった。 本来であれば、栃煌山の不甲斐なさを叱責するだけの一番だ […]