2018年1月17日 / 最終更新日時 : 2018年1月17日 makushitasumo 稀勢の里 今の稀勢の里は、山王工業戦後のスラムダンクである。 漫画「スラムダンク」で、一番の試合として思い出される山王工業戦。 この試合は名シーンの名シーンの連続だ。全選手が現在進行形の自分を受け止め、受け入れ、そして前に進む。数度に亘り大差を付けられるも、乗り越えた選手たちが見せ […]
2017年11月21日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 稀勢の里 稀勢の里よ、綱を取り戻せ。 これは、稀勢の里ではない。 逸ノ城に敗れた時に、そう思った。 これは、横綱ではない。 宝富士に敗れた時に、そう思った。 思えば私は、稀勢の里に過剰に何かを求めてきた。強大な大横綱に挑み、素晴らしい相撲を取り、彼の時代が訪 […]
2017年9月7日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 稀勢の里 稀勢の里の居ない9月場所に、安堵と喜びを覚える。 稀勢の里が観たい。 5月場所の初日が終わって、私はそう思った。左を使えない稀勢の里は、稀勢の里ではなかったからだ。そしてその先に思ったのが、早く休んでほしいということだった。 本当にこの2場所、相撲を観るのが苦しかった。 […]
2017年7月25日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 稀勢の里 権威だけの組織は要らない。横綱審議委員会よ、稀勢の里を止めてくれ。 もしかすると、彼らは一番良い仕事をしたかもしれない。 ニュースを見た時に、私はそう思った。 そう。 横綱審議委員会が、怪我から立ち直れずに居る稀勢の里に9月場所の休場勧告をしたのだ。 確かに私は考えていた。一体誰がどう言 […]
2017年7月9日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 稀勢の里 稀勢の里に落胆できない辛さ。俺達を投影し、共に乗り越えられぬ葛藤とは? 嫌な予感が的中した。 いや、稀勢の里に関してはいつものことだ。嫌な予感の無い状態で悪い結果に遭遇することはほぼ無い。 とはいえ、覚悟している結果が出てしまった。またしても私は試されることになった。厳しい結果にどう向き合え […]
2017年5月25日 / 最終更新日時 : 2017年5月25日 makushitasumo 稀勢の里 手負いの稀勢の里が見せた横綱としての矜持を、嬉しく思う。 初日の敗戦を見て、すぐに休むべきだと思った。 千代の国との一番を見て、取り続ける姿を見たいと思った。 そして昨日、休場が決まって安堵した。 この10日程度で私の稀勢の里に対する気持ちは目まぐるしく変わった。手負いの稀勢の […]
2017年3月27日 / 最終更新日時 : 2017年3月27日 makushitasumo 稀勢の里 「稀跡の二番」。稀勢の里が、貴乃花を超えた日。 嘘だろ! あり得ない! 本割で照ノ富士を倒した後、私は阿佐ヶ谷某所に所狭しと集まった観衆とハイタッチをしていた。稀勢の里は筋断裂が疑われる中で、あれほど強かった照ノ富士に勝利したのだ。 ある者は贔屓目に見て、稀勢の里が破 […]
2017年3月26日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 稀勢の里 稀勢の里よ、見せてくれ。満身創痍で土俵に立つ意味を。 復帰するのは、5月だろうか。 それとも、7月だろうか。 場合によっては、9月ということさえもある。 いずれにしても、重症であることは間違いない。時間を掛けて治すしかない。怪我を克服するという、新たな試練の幕開けになる。そ […]
2017年3月25日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 稀勢の里 這い上がれ、稀勢の里。 見る前に、結果を知った。 その取組を見ようとはとても思えなかった。 今日の相撲さえも、見る気は起きなかった。 そう。 今日の稀勢の里である。 仕事をしながらも、気が乗らなかった。連休明けだったので、仕事は山ほどある。だが […]