2017年3月24日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 稀勢の里 稀勢の里は、愛すべき凡人性を捨てられるのか。 超人性と凡人性。 それが稀勢の里を稀勢の里たらしめる要因だった。 稀勢の里の超人性は到底持ち得ないが、凡人性であれば持っている。本来同居することが無い二つの要素こそが、熱狂的ファンとアンチに分けていたように思う。 鶴竜と […]
2017年1月23日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 稀勢の里 稀勢の里にとって逸ノ城との一番が、絶対に負けられぬ訳ではない理由。 昨日は、心臓の休養日になった。 単独トップからの数日は、生きた心地がしなかった。誰と対戦しても、負けるシナリオがちらつく。 初優勝が懸かれば普通はもっとポジティブとネガティブが行き交うものだが、これだけネガティブだけが闊 […]
2017年1月22日 / 最終更新日時 : 2017年1月22日 makushitasumo 稀勢の里 大河ドラマ「稀勢の里」。人生するかしないかで「する」ことを選んだ男の物語。 稀勢の里が、優勝。 千秋楽を前に、あれほど渇望した優勝を稀勢の里が掴んだことを知った時、最初に胸に押し寄せたのは、戸惑いだった。夢なのか、現実なのか。そういう類のことではない。嬉しいとか、涙が出るとか、劇的に感情が揺さぶ […]
2017年1月20日 / 最終更新日時 : 2017年1月20日 makushitasumo 稀勢の里 稀勢の里は、麻薬だ。 年間最多勝。 準優勝12回。 大関通算勝率7割。 強いことなど知っている。どれだけその強さを目の当たりにしてきたことか。そしてその強さに明るい未来を見てきたことか。 どれだけと考えると、私は2ヶ月に一度は必ず夢を見ている […]
2016年11月26日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 稀勢の里 稀勢の里を観る喜びと、苦しみ。今日の落胆さえも、実は愛おしい。 信じながら、信じずに稀勢の里を見届ける。 昨日私はそう書いた。 それは私の本音だった。 この数年観ながらも稀勢の里を心の底から信じ抜けるほど私は純粋ではない。それが出来る方は素晴らしい。だが、恐らくそういう方は報われない […]
2016年11月24日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 稀勢の里 3横綱連破。信じながら、信じずに稀勢の里を見届ける。 白鵬。 鶴竜。 そして、日馬富士。 稀勢の里は横綱3人を撃破した。 それも、この上ない相撲で。 稀勢の里が勝つときの内容は、完全に横綱相撲だ。ぐうの音が出ない内容で、相手が誰であろうとねじ伏せる。それが史上最強に極めて近 […]
2016年7月25日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 稀勢の里 稀勢の里に求められるのは優勝ラインではなく、この一番を勝つ強さである。 千秋楽の一番で、稀勢の里は豪栄道を下した。 稀勢の里の取組の時、相手が誰であっても嫌な予感しかしない私ではあるのだが、今日は15日の中でも一二を争う程負ける予感しかしなかった。勝ち越しを賭けた豪栄道、今場所手を焼いた速攻 […]
2016年7月20日 / 最終更新日時 : 2016年7月20日 makushitasumo 稀勢の里 稀勢の里は俺達であり、俺達は稀勢の里である。 またしても繰り返されてしまった。 観たくない光景を観てしまった。 と言えばもうお分かりだろう。 稀勢の里の2敗目である。 相手を見ずに突進する。 変化を貰う。 おわり。 ただそれだけの一番だ。 もう何も言うことは無い。 […]
2016年5月22日 / 最終更新日時 : 2016年5月22日 makushitasumo 稀勢の里 国民的行事の爪跡。稀勢の里の2敗目は不甲斐ないのだろうか。 大一番を終えた稀勢の里が、翌日敗れる。この3年の中で繰り返された光景が、そこには有った。 そうなって欲しくない。ここでまた、今場所の稀勢の里を見せ付けて欲しい。今場所の成長は、そういう繰り返されてきた光景を払しょくするこ […]
2016年5月22日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 稀勢の里 暑い名古屋で最高に熱い稀勢の里の闘いを観よう。 今場所で最も意味の有る勝利を、千秋楽で手にした。 勿論、稀勢の里である。 白鵬との熱戦に敗れ、優勝から後退したところで立て直せずに鶴竜にも敗れた。これは致し方ないことだ。誰でもああなる。後退した後は誰でも100%の実力な […]