2016年5月19日 / 最終更新日時 : 2016年5月19日 makushitasumo 稀勢の里 最高の未来と絶望の狭間で、稀勢の里の4日間を受け止めよう。 大関としての勝率が7割を超えた。 幕内で優勝ラインの13勝を5度経験した。 データで見れば最強大関という意見さえ有る。 それも、様々な指標を組み合わせてのことだ。 それでも、この最強大関候補について強いという言葉で表現す […]
2016年3月22日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 稀勢の里 稀勢の里は、神懸った一番で場所の流れを引き寄せた。 立合で素早く起こされる。 相手の方が速く、起きた時の距離で相撲を取るので、攻撃を受け続ける。そして、その勢いのままに攻め込まれる。15日間の中で、稀勢の里が必ずやってしまうパターンだ。そして今日、その流れを鶴竜が引き寄せ […]
2016年3月21日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 稀勢の里 立合の変化は、稀勢の里の決意表明である。 変化? あの稀勢の里が、変化? 変化と稀勢の里が結び付かなくて、とにかく混乱する。だが、琴奨菊と稀勢の里という今場所の優勝を占ううえでの大一番は、稀勢の里の変化という形であっけなく決着が付いた。 琴奨菊は低かった。 あま […]
2016年3月12日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 稀勢の里 稀勢の里よ、傷の数だけ強くなれ。 先日、スポーツナビの企画で西岩親方に3月場所の展望についてインタビューを行った。 記事はこちらを参照していただきたい。 琴奨菊の綱取りの可能性や最近の白鵬の変化、そして逸ノ城の不調や若手力士に対する期待など話題は尽きなか […]
2016年1月24日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 稀勢の里 それでも、稀勢の里を諦めない。 もう何度この光景を観てきたというのだろうか。 またしてもこの繰り返しになってしまった。 その繰り返しにならぬことを望んでいた。 繰り返しにならない期待も見せていた。 自ら掴み取ろうともしていた。 その努力の跡も見えた。 […]
2015年11月20日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 稀勢の里 稀勢の里に見えた「二つの限界」。理想に邁進すべきか、勝利の為に全てを捨てるべきか。 稀勢の里が白鵬に完敗した。 白鵬の体が流れて一瞬チャンスが有ったがそこに付け入れず、体勢を整えた白鵬は盤石の形で稀勢の里を崩した一番だった。取組前の会場のテンションは最高潮に達したが、終わってみると白鵬が強く稀勢の里が弱 […]
2015年9月26日 / 最終更新日時 : 2015年9月26日 makushitasumo 稀勢の里 あと2日の期待と不安。稀勢の里を観ることが、全てエンターテイメントである理由を考える。 どうせ鶴竜に負けるのだろう。 勝っても明日の豪栄道戦で悲劇は起きる。 もう幾度と無く繰り返されてきた光景ではないか。よせばいいのに、もっと楽しいことは有るだろうに、それでも私は始発で両国に来ていた。 0時前に帰宅し、3時 […]
2014年5月21日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 稀勢の里 負けの物語から、勝ちの物語へ。終盤戦以降に展開される大河ドラマ:稀勢の里に括目せよ。 2013年5月場所からの1年は、土俵は稀勢の里を主語として回っていた。 日本人力士最後の希望として、遂に白鵬と双璧の相撲を取るところまで成長し、 永く停滞し続けた大相撲に新たな息吹をもたらすのではないかと誰もが期待した。 […]
2014年1月17日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 稀勢の里 稀勢の里綱取り失敗。この事実が我々に伝える、残酷だが前向きなことを考える。 稀勢の里が2敗目を喫した。 序盤での2敗。 しかも豊ノ島と碧山。 言い逃れが出来ない状況である。 稀勢の里の綱取りは、5日目を以って終わった。 そう言ってしまって良いと私は思う。 ここ数場所、同じ光景をデジャブのように見 […]
2014年1月13日 / 最終更新日時 : 2014年1月13日 makushitasumo 稀勢の里 初日の黒星で灯る、綱獲りへの黄信号。それでも稀勢の里だからこそ期待する理由とは? 稀勢の里が初日を落とした。 昨日のエントリーで私は、日馬富士不在であることから 優勝争いのボーダーラインは14勝だと説明し、 だからこそ取りこぼしも白鵬に敗れることも許されない、 と主張した。 だが、初日からこの結果であ […]