2017年5月21日 / 最終更新日時 : 2017年5月21日 makushitasumo 相撲議論 琴奨菊と豊ノ島。現役続行と引き際の美学を考える。 琴奨菊が、関脇で1勝6敗。 豊ノ島が、幕下19枚目で1勝3敗。 2016年初場所から1年4ヶ月でこのようなことになるとは、誰が想像しただろうか。あの時優勝を争った同級生のライバル2人が、いずれも精彩を欠いている。 琴奨菊 […]
2017年3月22日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 相撲議論 敢闘精神アンケートは、もう要らない。 大阪場所も、10日目が終わった。 場所が始まると、時間が経つのが本当に早い。あれほど待ちわびた本場所も、取組の結果に一喜一憂し、考えを整理して記事を書いていると、もう場所が終わっている。その繰り返しだ。 早いものでブログ […]
2017年1月21日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 相撲議論 大相撲人気と「日本スゴイ」が結び付かぬ、これだけの理由。 この話、もう終わりにしたい。 だが、終わることは今のところ無い。 そう。 相撲ファンの大多数がこのように思っているという誤解についてだ。 外国人力士の活躍が快くない。だからこそ日本人横綱が誕生してほしい、と。 日本人力士 […]
2017年1月13日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 相撲議論 日馬富士への問題発言に見る、守屋氏が横綱審議委員に相応しくない理由。 昨日、信じがたいニュースを目撃した。 日馬富士、連日の金星配給に横審から苦言「引退か」 発言の主は、横綱審議委員会の守屋委員長だ。平幕相手に早くも二敗目を喫した姿を見て、冗談交じりに「引退かな」と漏らしたのだという。 ま […]
2016年9月28日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 相撲議論 なぜやくみつるさんの大相撲に関する意見は、響かないのか。 やくみつるさん。 大相撲のことをとにかくよくご存知のやくみつるさん。相撲の歴史から最近の相撲事情に至るまで、本当によくご存知だ。その興味は単に幕内十両に留まらず、幕下以下にまで及ぶ。 よくご存知という言い方を元再発防止検 […]
2016年9月26日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 相撲議論 力士をいかに守るか。公傷制度を今一度、考える。中編 先日公傷制度について記事を書いた。 有り難いことに数十件あまりのメッセージ、コメント、メールを頂いた。各々が各々で考えた公傷制度案が有り、どれを読んでも各自の哲学が有って実に面白かった。考え方が異なれば賛成も反対も、制度 […]
2016年9月15日 / 最終更新日時 : 2016年9月15日 makushitasumo 相撲議論 力士をいかに守るか。公傷制度を今一度、考える。前編 安美錦が、十両の下位で出場している。 豊ノ島は、十両の下位で休場している。 ベテラン力士が怪我を抱えながら、現役引退の危機に瀕している。彼らは力が落ちたのではない。数ヶ月前までは上位の力士を脅かしていたのだから。豊ノ島は […]
2016年9月5日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 相撲議論 本場所と巡業。160日を超える取組が、大相撲の未来を壊す。 夏巡業で、気になるニュースが報じられていた。 序盤に休場する力士が続出したというのである。 人気力士の休場に、巡業を観戦する方からは落胆の声が上がった。本場所の人気が高まる中で、相対的に手軽にチケットが入手出来るのが巡業 […]
2016年5月12日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 相撲議論 大相撲のコールを、いかに防ぐか。相撲協会に求められる動きとは? 白鵬と正代の一番の直前で、正代を応援するコールが起こった。 立合の出来が取組を大きく左右するだけに、集中力を乱しかねないという側面から応援は控えるのがマナーだ。相撲を自然と観ている方であれば何となく理解しているマナーが共 […]
2016年1月26日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 相撲議論 「次の大関、誰よ?」の回答が見当たらぬ2016年。大関候補の若手も見えずベテランが躍進する中、大相撲はどのような時代を迎えるのか。 琴奨菊優勝で幕を閉じた、2016年初場所。 「日本出身力士」の優勝という、外国人力士ファンも「日本出身力士」ファンも蝕まれ続けた、懸案事項が一つ解決したことで皆救われたという話は前回の記事で書いたわけだが、その余韻は冷め […]