2016年5月22日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 稀勢の里 暑い名古屋で最高に熱い稀勢の里の闘いを観よう。 今場所で最も意味の有る勝利を、千秋楽で手にした。 勿論、稀勢の里である。 白鵬との熱戦に敗れ、優勝から後退したところで立て直せずに鶴竜にも敗れた。これは致し方ないことだ。誰でもああなる。後退した後は誰でも100%の実力な […]
2016年5月21日 / 最終更新日時 : 2016年5月21日 makushitasumo 白鵬,稀勢の里 ありがとう白鵬、稀勢の里。今日の勝者は大相撲である。 良い相撲が観たいと考えていた。何事も無ければ良いと考えていた。そして、稀勢の里の物語が報われて欲しいと考えていた。 槇原敬之は二つの願いは一つしか叶わないと歌っていたが、三つも願うのは理不尽だと思いながら、全て叶えられる […]
2016年5月20日 / 最終更新日時 : 2016年5月20日 makushitasumo 白鵬,稀勢の里 相撲を観よう。白鵬稀勢の里は、15年ぶりの国民的行事である。 30代半ばの私が相撲好きであることを話すと、同世代の人間の反応は似たようなものだ。 「うーん、若貴の頃はよく見たんだけどね」 確かに当時相撲を観ることは自然なことだった。両親や祖父母と共に相撲を観て、アニメが観られないこ […]
2016年5月19日 / 最終更新日時 : 2016年5月19日 makushitasumo 稀勢の里 最高の未来と絶望の狭間で、稀勢の里の4日間を受け止めよう。 大関としての勝率が7割を超えた。 幕内で優勝ラインの13勝を5度経験した。 データで見れば最強大関という意見さえ有る。 それも、様々な指標を組み合わせてのことだ。 それでも、この最強大関候補について強いという言葉で表現す […]
2016年5月16日 / 最終更新日時 : 2016年5月16日 makushitasumo 幕内力士,相撲議論 正代の被災者への「元気を届けられれば」より伝わる言葉を考える。 正代が横綱大関戦を終えた。 一言で言えば「玉砕」だった。 何もできなかった。 させてもらえなかった。 それだけだった。 正代は勇気ある力士だと思う。相撲を取り続けてきて、ここまで挫折らしい挫折は無い。アマチュアでの輝かし […]
2016年5月13日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 個性派列伝 里山の言葉に思う。全ての力士が弱さと闘うからこそ、相撲は面白い。 「考えることが有るんですよ。『もし自分が負けたら相手が上っていけるんだろうなぁ』って。」 1年半前、錦糸町でそう語った力士が居た。 彼の名は、里山浩作。 ここ数年は十両を主戦場にするベテラン力士である。 34歳の彼のこの […]
2016年5月12日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 相撲議論 大相撲のコールを、いかに防ぐか。相撲協会に求められる動きとは? 白鵬と正代の一番の直前で、正代を応援するコールが起こった。 立合の出来が取組を大きく左右するだけに、集中力を乱しかねないという側面から応援は控えるのがマナーだ。相撲を自然と観ている方であれば何となく理解しているマナーが共 […]
2016年5月11日 / 最終更新日時 : 2016年5月11日 makushitasumo 白鵬,最新相撲事情考察 観客が担う、大相撲の美。白鵬の優勝旗返還を大歓声で迎えた美しき光景に思う。 琴勇輝に対する野次について昨日記事を書いた。 一つの重大な覚悟を決め、ルーティンを捨てた力士に対する酷い仕打ちだと私は感じた。これは、今のファンだからこそ起きることなのだろうか。多様な価値観が許容される今だからこそ、その […]
2016年5月9日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 幕内力士 ルーティンを捨てた琴勇輝。野次との闘いは新たな歴史の始まりである。 琴勇輝が5月場所を連敗でスタートした。 2日の内容で今の出来を判断するのは難しいことだ。特に琴勇輝のような相撲は、相手どうこうというよりも自分のコンディションが結果に直結するだけに、一度良い流れが来ると誰も止められなくな […]
2016年5月8日 / 最終更新日時 : 2018年1月3日 makushitasumo いやげもの 国技館のいやげものは2016年も健在なり。過去最高額の圧倒的な存在感をご覧あれ。 時は2016年。 両国国技館のサービスは日増しに改善されている。人気低迷以降戦略的にファンサービスを充実させた結果であると言えよう。 手ぬぐい。 クリアファイル。 ガチャガチャ。 全てが話題になり、手にした観客は大いに満 […]