2014年5月17日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 横綱 ダメ押しはモンゴル人特有のものではない。日馬富士2敗目から見える、激しさと品格の狭間での迷い。 日馬富士対豊ノ島の取組を観た。 立ち合いから日馬富士が圧倒。 土俵際まで電車道で持って行くも、いきなりのスローダウン。 隙が出来たところを豊ノ島が逆襲し、勝負有り。 談話によると、日馬富士は豊ノ島が既に 土俵を割っていた […]
2014年5月16日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 遠藤 遠藤・千代鳳の現在地と、大相撲の現在地。格付けグルーピングを経て気付く、この半年の大きな変化。 遠藤が、鶴竜に勝った。 千代鳳が、琴奨菊に勝った。 そして下では照ノ富士が、大砂嵐が、千代丸が、 存在感を発揮している。 彼らはいずれも、幕内の経験が5場所以下である。 だが、幕内の力士にも引けを取らない相撲を取っている […]
2014年5月15日 / 最終更新日時 : 2014年5月15日 makushitasumo 遠藤 遠藤、初金星。その価値を高めるために必要なこと。そのカギは遠藤ではなく、鶴竜に有る。 遠藤が、初めての金星を挙げた。 鶴竜を相手に、先手先手を取っての完勝。 土俵際での逆転を喰った先場所の反省を活かし、 今場所は只の勢いではなく、逃げ場を奪って 打つ手が無い状態にしてからの勝利である。 これは、遠藤の足跡 […]
2014年5月15日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 稽古見学 一年前に初めて稽古見学に行った私が、久々に北の湖部屋を訪れてみた。Part2 ある若手力士編 久々に訪れた北の湖部屋。 靴を脱ぎ、座敷に行こうとしたすぐそこに 当ブログ開設のきっかけとなった力士:吐合さんが居た。 いきなりのことに驚くが、ここは北の湖部屋なのだから当然だ。 厳雄さんに一礼し腰を下ろすと、眼下には […]
2014年5月14日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 稽古見学 一年前に初めて稽古見学に行った私が、久々に北の湖部屋を訪れてみた。Part1 5月である。 当ブログが新たな試みを開始し始めたのが約1年前。 横審審議委員会やいやげもの、オフ会を開催したのもこの頃だ。 そんな中、あらゆる意味で飛び込むことの重要性を教えてくれたのが、 稽古見学である。 何一つ稽古の […]
2014年5月14日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 相撲議論 大相撲は非合理と理不尽の集合体。溜席の安全リスクを文化と捉えるべきか、否か。 昨日、日馬富士の一番で砂かぶりの観客が 転落してきた力士と接触して病院に搬送された、という ニュースが報じられた。 考えてみると、昔はこういうニュースが報じられていなかったが ここ数年で活字として目にする機会が増えてきた […]
2014年5月12日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 相撲議論 取組前の所作が与える、大きな力。栃煌山のルーティンの威力に戦慄を覚えながら、その賛否を考える。 今日は夜勤明けだったので、飯田橋から両国に足を伸ばして 11時から相撲観戦。 眠い目を擦りながら、時に居眠りしながら白熱の土俵に酔いしれた。 そんな中、眠気が吹き飛ぶ一番が有った。 栃煌山対千代大龍戦である。 取組前に栃 […]
2014年5月11日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 個性派列伝 遠藤を超えた、若き小結。千代鳳には人生を懸けた一番を戦い抜いた、叩き上げとしての強さが有る。 千代鳳が、今場所遂に小結に昇進した。 小結と言うと、凄さが伝わりにくいかもしれない。 番付運によって昇進する力士も居るし、 今一つ印象に残っていない親方であっても最高位が 小結や関脇ということはよく有る。 しかし、考えて […]
2014年5月10日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 横綱 異端の横綱、鶴竜。吹き荒れる3つの逆風をどう乗り越えるか。そのヒントは、身近なところに有った。後編 鶴竜が今場所横綱として初めての場所を迎える。 外国人として横綱に君臨することが 以前と比べると大きな意味を持たない今、 今場所の観るべきポイントは別になる。 それが何かを考えると、鶴竜は横綱として 3つの視点から異端であ […]
2014年5月10日 / 最終更新日時 : 2018年1月2日 makushitasumo 横綱 異端の横綱、鶴竜。吹き荒れる3つの逆風をどう乗り越えるか。そのヒントは、身近なところに有った。前編 鶴竜が今場所横綱として初めての場所を迎える。 モンゴル人力士として4人目の横綱であることを考慮すると 鶴竜がモンゴル人として、外国人として横綱になることは もはや異例ではない。 今までは外国人として、横綱をどう捉えていく […]